カテゴリー別アーカイブ: 肝冷斎主人

中国古典に興味を持っていて「肝冷斎主人」と名乗っています。彼も元私の部下です。著作の一部を載せます。絵も彼の作です。長編がいくつもあるのですが、HPには不向きなので、短編を載せます。画像の処理は、渡邊IT技官・清重IT技官の協力を得ています。
肝冷斎は、自らHP「肝冷斎雑志へようこそ」を立ち上げました。ご覧ください。

閻魔様の予告に気がつかない

先日も紹介した「肝冷斎」。毎日、難しい古典漢文を解説しています。時にはわかりやすく、役に立つものもあります。9月1日の「無常信」から。

(原文) 一老人死、見閻王、答王不早与通信。
(読み下し文) 一老人死して閻王に見(まみ)え、王に早く通信を与えざるを答(とが)む。
(解説と現代語訳) ある老人が死んで閻魔様の前に出た。老人は、閻魔様に「どうして、もっと早くからお迎えがあると教えてくれなかったんじゃ?(心の準備ができなかったではないか、怪しからん)」と文句を言った。

閻魔様はおっしゃった。
(原文) 吾信数矣。汝目漸昏、一信也。汝耳漸聾、二信也。汝歯漸損、三信也。汝百体日益衰、信不知其幾也。
(読み下し文) 吾が信しばしばなり。汝の目漸くに昏、一信なり。汝の耳漸くに聾、二信なり。汝の歯漸くに損、三信なり。汝の百体日にますます衰う、信、知らずそれ幾たびなるやを。
(現代語訳) 「わたしからの通知は何度も行ったと思うんですが。あなたの目がだんだんぼやけてきたのは第一回の通信でした。あなたの耳がだんだん遠くなってきたのが第二回の通信でした。そして、あなたの歯がだんだんぼろぼろになってきたのが第三回の通信。そのほか、あなたの体中、日ごとにますます衰えてきたはずで、わたしの通知は何回あったかさえ覚えてないぐらいなんですが・・・」

続きには、若くして死んだ少年の例が出てきます。関心ある方は、どうぞ。

肝冷斎近況

久しぶりに、肝冷斎の紹介です。

観タマ(野球観戦)は、9月27日現在で、今年の総計153試合だそうです。3月から9月までとすると、7か月で150試合あまり。どれだけ熱心か、どれくらい入場料を払っているか想像してください。本人は、「趣味ではなく、ノルマだ」と称しています。

次に、現地調査です。9月に北海道にも遠征しています。そのときの写真が、ようやく掲載されました。写真機の調子が悪いのかな。さらに、沖縄にも行っているようです。

主たる日誌は、一日も欠かすことなく、古典漢文を紹介しています。いいことも書いているのですが、難しすぎて。10月のカレンダーも載るはずです。

肝冷斎、新しいサイト2

先日、肝冷斎が、ホームページを新しく立ち上げたことを伝えました。「肝冷斎、新しいサイト

当初は、変な空白があったり、やたらと目次が並んでいたりして、見にくかったのですが。その後どんどん進化して、よくなりました。苦労したんでしょうね。
特に、表紙が見やすく、わかりやすくなりました。
観タマにも、現地調査にも精を出しています。毎日の、難解な古典漢文解釈講義も続け、その熱量は尊敬します。

肝冷斎、新しいサイト

肝冷斎のブログが、閲覧できなくなっています。隠遁したのかと思ったら、新しいサイトを立ち上げたようです。サイトは「肝冷庵」ですが、題名は「肝冷斎雑記」になってます。

苦労しているようで、変なページが出てきます。本文の前に余計な目次が現れたり、意味不明な空白が大きかったり・・・。
なので、「このページはおかしい」と思っても、もっと下を見てください。本文が現れます。そのうちに、見やすくなるでしょう。

目次のページもでき、観タマ、現地調査、そして古典漢文解説が、並んでいます。漢文解説は、相変わらず難しい話が、毎日更新されています。
ホームページを作成できない間、はどうしていたのだろうと心配していましたが、ちゃんと関東平野を走り回っていたようです。プロ野球オープン戦が始まるので、観タマも期待しましょう。

ホームページのソフトは、私と同じWord Pressを使っています。私は、松島社長にすべてを用意してもらい、文章を書くだけで掲載されるようにしてもらいました。なので、肝冷斎の苦労がわかりません。

この冬も元気な肝冷斎

野球観戦がなくなって困っているだろう、肝冷斎。どうしてどうして、古典漢文解説だけでなく、野外活動にも精を出しているようです。
この日曜日は茅ヶ崎、先週末は沖縄遠征。その前の週は大船と外房へと、飛行機や車を使って走り回っているようです。

ワクチンを打って副反応が出るようでは、仙人になるには、まだ遠い。