今日は、林宏昭教授に呼んでもらって、関西大学まで講演に行ってきました。本業が忙しくなって綱渡りでしたが、行くことができました。三位一体改革(第一次)が終わったので、その位置づけと、これからの見通しをお話ししました。日本行政のレントゲン図などを使って、わかりやすく話したつもりですが、学生さんには少し難しかったかな。

今日は、林宏昭教授に呼んでもらって、関西大学まで講演に行ってきました。本業が忙しくなって綱渡りでしたが、行くことができました。三位一体改革(第一次)が終わったので、その位置づけと、これからの見通しをお話ししました。日本行政のレントゲン図などを使って、わかりやすく話したつもりですが、学生さんには少し難しかったかな。

『地方交付税-仕組と機能』1995年、大蔵省(現:独立行政法人)印刷局刊
地方交付税制度を、わかりやすく解説したものです。理解しやすいように、制度の仕組みだけでなく、機能、結果、歴史などの角度から多面的に解説してあります。地方交付税の基本的教科書になっています。
ただし、これも古くなりました。
目次
序章 地方交付税制度のあらまし
第1章 地方公共団体の活動と財政
1 地方公共団体の行政と財政
2 国と地方との仕事の分担
3 地方財政と国家財政
4 国と地方との財源配分
5 国と地方との経費負担区分
6 地方財政計画
第2章 税源の偏在と財政調整
第3章 地方交付税の総額
第4章 普通交付税の算定の仕組み
第5章 基準財政需要額
第6章 基準財政収入額
第7章 特別交付税
第8章 地域づくりと地方交付税
1 地域開発から地域づくりへ
2 特定地域に対する地方交付税措置
3 ふるさと創生と地方交付税
4 地域福祉と地方交付税
5 社会資本整備と地方単独事業
6 地域経済と地方財政
7 地方分権と地方交付税
今日は、大山耕輔先生にお招きをいただき、慶応大学大学院法学研究科「公共政策論」に、しゃべりに行ってきました。いただいたテーマは「地方分権の行方」でしたが、「三位一体改革はなぜ進んだか、進まなかったか」に絞ってお話ししました。18:30からという時間帯にかかわらず、小林良彰先生を始め、院生が熱心に聞いてくださいました。私の悪い癖で、内容を詰め込みすぎ、早口になったので、わかりにくかったかもしれません。反省。質疑応答の時間には、鋭い質問が次々と飛んできて、精一杯知っていることと、考えていることをお答えしました。