カテゴリーアーカイブ:著作と講演

連載「公共を創る」目次3

2021年2月5日   岡本全勝

連載「公共を創る」目次2から続く。「目次4へ
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第4章 政府の役割再考
1 社会の課題の変化
(1)社会のリスクの変化
2月18日 71社会の課題の変化―暮らしやすい社会を作るために
2月25日 72社会の課題の変化―近年の社会で顕著なリスクの問題
(2)新しい不安への対応
3月4日 73社会の課題の変化―新たに生まれてくるリスクと不安
3月11日 74社会の課題の変化―新しいリスクにさまざまな対応策
3月25日 75社会の課題の変化―失敗しても再挑戦できる環境づくり
4月1日 76社会の課題の変化―再チャレンジ政策で考える行政のあり方
4月15日 77社会の課題の変化―さまざまな問題の発生とその対策
4月22日 78社会の課題の変化―支援の形態に新たな展開
5月13日 79社会の課題の変化―成熟社会で模索する生き方
5月20日 80社会の課題の変化―多くの社会生活問題に共通の背景
5月27日 81社会の課題の変化―子どもと定住外国人の格差問題
6月3日 82社会の課題の変化―雇用形態格差がもたらす貧困と不安
6月17日 83社会の課題の変化―格差縮小へ正規雇用増と最低賃金引き上げ
6月24日 84社会の課題の変化―成熟社会が生みだした孤独と孤立
7月1日 85社会の課題の変化―増える引きこもりに居場所の確保を
7月8日 86社会の課題の変化―自由な社会で重要な他人とのつながり
7月15日 87社会の課題の変化―孤独・孤立問題に政府の取り組み
7月29日 88社会の課題の変化―格差と孤立問題解消に向けた新しい手法
8月5日 89社会の課題の変化―仕組みを変えれば国民の意識も変わる
8月19日 90社会の課題の変化―顔の見える関係を基に手を差し伸べる
8月26日 91社会の課題の変化―新たな課題対応のために生活省の設置を
9月9日 92社会の課題の変化―生活省は「制度」より「課題」に取り組む
(3)個人の責任と政府の責任
9月16日 93社会の課題の変化―「弱者発見」とその対応の拡大
9月30日 94社会の課題の変化―「個人救済」担い手と手法の変化
10月7日 95社会の課題の変化―「政府が家庭に入る」─公私二元論の変容
10月21日 96社会の課題の変化―孤独・孤立問題と近代憲法の限界
目次4」に続く。

「明るい公務員講座 管理職のオキテ」第3刷

2021年2月4日   岡本全勝

明るい公務員講座 管理職のオキテ」が、第3刷になりました。奥付では、2月11日付けになっています。初版が2019年4月です。順調に売れているようです。

課長になることは、職員の一つの目標であり、うれしいことです。あなたの仕事ぶりが評価されて、課長に昇任したのです。でも、よい課長は、よい課長補佐の延長にはありません。
毎年たくさんの管理職が生まれます。自分が部下だったとき、上司を見てお手本としたり、反面教師としたりしたでしょう。しかし、課長としての役割の全体像を、教えてもらうことは少ないです。あるべき姿やしてはいけないことは、個別には指導されたり書物もあるのですが、課長職全体を整理した「教科書」は意外とありません。本書はその教科書を目指しました。

不安なこともあるでしょう。この本で課長職の全体像をつかみ、また私の経験を読んで、少しでも悩みが少なくなったらうれしいです。

川崎市役所で講演

2021年2月2日   岡本全勝

今日2月2日は、川崎市役所の管理職セミナーで、講演してきました。
コロナ禍なので、会場は人数を限り、いくつもの場所とオンラインで結んでの講演です。主会場は約40人、その他の場所で110人、合計150人が参加したそうです。
十分距離を取っての配置でしたが、マスクをして話しました。

目の前に聴衆がいると、しゃべる方は元気が出ます。反応もわかりますし。
たぶん参加者も、その方が熱心に聞くことができるでしょう。オンラインでパソコンを見ていても、集中しませんよね。パソコンをつけっぱなしにして、他の書類に目を通すとか。中には、「寝ちゃいます」という人もいます。

主会場は、皆さん熱心に聞いてくださいました。最後の質疑では、鋭い質問も出ました。
久しぶりの職員研修講師で、私も熱が入りました。

シンポジウム「東日本大震災から10年」、3

2021年1月31日   岡本全勝

1月31日の朝日新聞に、先日行った「21世紀文明シンポジウム 東日本大震災から10年~復興の教訓と未来への展望」での講演の概要が載りました。
私の話を、要点を押さえて、簡潔にまとめてくださっています。まだいくつかお話ししたことがあるのですが、それらを載せることは紙面の関係で無理ですわね。教訓の補足については、「復興事業の教訓」全4回をお読みください。

・・・「生活の再建」へ、政策哲学の大転換 基調講演・岡本氏
まもなく大震災から10年がたつ。津波被災地では復旧・復興工事がほぼ完成して、先が見えてきた。
高台移転、かさ上げ、集団移転でまちを造り、災害公営住宅3万戸と宅地1万8千戸の造成を終えた。鉄道はBRT(バス高速輸送システム)を含め、全て復旧。復興道路を造る工事も進む。産業・なりわいの再生も発災5年で7~8割戻り、その後ほぼ復旧した。

復興庁は前身の被災者生活支援特別対策本部からスタートした。復興ではなく、被災者の生活支援が最初の私どもの使命。避難所にマットや畳を敷いたり、段ボールの仕切りを置いたりすることから始めたが、今や標準装備になった。野菜を含めた温かい食事を提供するのもこの時からだ。

インフラと公共施設、住宅が復旧したら復興すると思っていたが、そうではないことも徐々に見えてきた。企業やNPOから人やノウハウの支援を受け、仮設住宅での孤立を防ぐ見守りやコミュニティー再建、産業の再生などを進めた。
まちににぎわいを取り戻すためには、商店や働く場も必要だ。仮設の商店や工場の無料提供、施設・設備への公費投入という大転換に踏み切り、「国土の復旧」から「生活の再建」へと、復旧政策の哲学を変更できた。

防潮堤やまちづくりの計画では、地元負担がゼロで100%国費だったから見直しが少ない、という面もあったかもしれない。今後は計画見直しをどうしていくかが一つの課題だ・・・