4月12日に政策研究大学院大学で行った講演 『東日本大震災からの復興―強い街づくりと生活の再建』が、インターネットで見ることができるようになりました。
ゆっくりと、間をおいて話しているのは、英語の同時通訳があったからです。イヤホンでそれを確認しながら、お話ししたのです。
4月12日に政策研究大学院大学で行った講演 『東日本大震災からの復興―強い街づくりと生活の再建』が、インターネットで見ることができるようになりました。
ゆっくりと、間をおいて話しているのは、英語の同時通訳があったからです。イヤホンでそれを確認しながら、お話ししたのです。
いつもの、連載「公共を創る 新たな行政の役割」の執筆状況報告です。
成熟社会の新しい不安のうち、「格差」を書き上げ、右筆たちに目を通してもらい、編集長に提出しました。今回も、右筆さんには、たくさん鋭い指摘をもらいました。いつものことながら、感謝です。
引き続き、もう一つの不安である社会生活問題を、「孤立」の観点から書いています。成熟社会の社会生活問題を、すべて孤立で説明することはできませんが、多くの悩みの元には孤立があります。
その過程で、トルストイを思い出しました。ロシアの文豪トルストイの傑作「アンナ・カレーニナ」の冒頭に、有名な文句があります。
「幸せな家族はいずれも似通っている。だが、不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある」。
確かにそうなのですが、現在日本の社会生活問題には、共通の根があるのです。小説は不幸の違いを描きますが、社会学と行政は共通の原因を見つけ、対策を考えます。
私は、「アンナ・カレーニナ」は、読んでいません。19世紀ロシア文学では、ドストエフスキーの「罪と罰」を学生時代に読みました。長編であること以前に、ラスコーリニコフとか登場人物の名前が長く、かつなじみがないので、読みにくかったです。時間以上に、体力が要りますね。
連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第78回「社会の課題の変化―支援の形態に新たな展開」が、発行されました。
前回から、「人間らしい生き方への被害」について、対策が取られたものを説明しています。雇用の次は、困難を抱えた人たちへの支援です。
これまでは、健康保険や年金などの社会保険制度が最初の安全網(セイフティネット)であり、生活保護制度が最後の安全網と呼ばれていました。それに対し、困窮者支援法や求職者支援制度は、生活保護にいたる前に、自立を支援するものです。第二の安全網と呼ばれています。金銭やサービスの提供ではなく、自立支援は違った手法が必要です。
また、改正社会福祉法では、「地域共生社会」の実現も掲げられています。支え手側と受け手側に分かれるのではなく、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、生きがいを持って活躍できる地域コミュニティを目指しています。福祉などの公的サービスだけでなく、住民が協働して助け合いながら暮らす町をつくろうとするものです。
ここに、町や町づくり、地域や地域づくりといった言葉の内容が変化していることを見ることができます。かつては、これらの言葉が指し示す内容は、街並みであり建物や道路の改修が主でした。その後、地域活性化や地域おこしとして、産業や観光の振興、祭りなどの住民活動振興が重点になりました。そしてさらに、住民の助け合い、居場所つくりが課題になってきたのです。
連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第77回「社会の課題の変化―さまざまな問題の発生とその対策」が、発行されました。
前回(4月1日号)まで、社会生活問題への取り組みの例として、安倍第一次政権での、再チャレンジ政策を取り上げ説明しました。
その他にも、平成時代には「人間らしい生き方への被害」が幾つも顕在化しました。それらの問題のうち対策が取られ、成果が挙がったものを中心に、代表的なものを説明します。今回は、雇用、困難を抱えた人たちについてです。
今回も、掲載紙『地方行政』の2ページ目に載るという「出世」でした。
今日4月12日は、政策研究大学院大学で講演をしました。GRIPSフォーラム 『東日本大震災からの復興―強い街づくりと生活の再建』です。
コロナウイルスの影響で、オンラインによる講演です。大学の学生だけでなく、部外者で登録した人も含め、合計140人余りが参加してくれました。
外国人が多いので、また同時通訳なので、その点を考慮してお話ししました。
質疑応答が、充実していました。皆さん、適確な質問です。ふだん話していないような項目もあり、考えを整理しながら答えました。
インターネットで、見ることができます。