カテゴリーアーカイブ:生き様

久しぶりの富山

2024年6月16日   岡本全勝

昨日15日土曜日、今日16日日曜日と、富山に行ってきました。久しぶりです。私が富山県総務部長を務めたのは1994年から1998年で、30年前になります。

午前中は、氷見市へ。能登半島の付け根にある氷見市も、能登半島地震で被害を受けました。海に近い市街地の一部で液状化で多くの家屋が壊れたり、傾いたりしました。もっとも、被害は一部住宅にとどまり、工場や商店、民宿も早くに再開しました。市の大半において、生活は戻っています。
北日本新聞の依頼で、現地を視察したあと、林市長と対談に臨みました。市は、被災住民の意向を聞きつつ、再建の方向を検討中です。約5割の住民が現地で暮らしたいとのことです。これだけの人が住み続ける意向があれば、復興するでしょう。産業も被害を受けていませんから。
魚もおいしいです。魚は海の中にいて、地震の影響を受けていません。応援したい人は、ぜひ民宿に泊まっておいしい魚を食べてください。

午後は、富山県立美術館へ。エッシャー展は、見応えがありました。だまし絵というのでしょうか。右から飛んでくる白い鳥の群れが、左へ行くと反対に飛ぶ黒い鳥の群れになったり、階段を上っていくと、元の場所にたどり着いたり。皆さんも一度はご覧になったことがあるでしょう。
よくこんな絵を考えたのですね。そしてとても精密です。1枚の絵を描くのに、どれくらいの時間がかかったのでしょうか。

夕方からは、料亭加賀屋の100年記念に出席。総務部長時代にお世話になりました。様々な分野の方とお付き合いするときや、難しい相談をする際に使わせてもらいました。このお店は市の中心部から少し離れていて、私には都合がよかったのです。懐かしい顔ぶれに会うことができました。貴重な機会に誘っていただき、ありがとうございました。当時は畳の席で座布団でしたが、現在は畳で椅子席です。腰には優しいです。
その後、当時の音楽仲間との同窓会へ。私の下手なフルートを見かねて、県庁の有志がアンサンブルを作って、私を指導してくれたのです。このホームページの表紙の絵「笛吹き中年」は、そのとき描いてもらいました。県立美術館の荻野佳子館長は、その仲間でした。かつては集まれば演奏していたのですが、今回は断念。私は最近楽器に触っていないので・・・

翌朝は、地元放送局と打ち合わせ。ある番組の助言をしているので。
盛りだくさんの旅行でした。富山の海の幸を、たくさんいただきました。立山連峰は、あいにく雲に隠れていました。

ナツツバキ満開

2024年6月9日   岡本全勝

先日から、花を咲かせた玄関横のナツツバキ。ここ数日は、毎日10から20もの花を開いています。
私の背丈より低い小さな木です。清楚な花ですが、これだけの数が開くと、豪華に見えます。

靴磨きの指導を受ける

2024年6月8日   岡本全勝

しばらく前のことです。通勤に履いている靴の一つの中敷きや紐が傷んできたので、近くの靴修理屋に持っていって、相談しました。店主とはなじみなので、「かなり傷んできたけど、まだ修理して使えますかね」と。

おじさん曰く「お客さん、人を相手にしているのでしょ。もう買い換えなさい」とのご宣託。私の職業は言ったことがないのですが。
傷んだ皮を指して、「どのような手入れをしていますか」と聞かれました。「いや~、ほとんどほったらかしですわ」と答えると、「液体の靴クリーム、スポンジがついた容器で塗っているのですか」と、図星の指摘。「塗り重ねて磨けばよいのでしょ」と言って、叱られました。
「女性の化粧と同じで、いったん古い化粧を落としてから、改めて塗るのです。そうしないと、汚れをすり込んでいることになります」
わかりやすい説明でした。「まずはクリーナーで汚れを落としてから、クリームを塗るのです」「こうすれば10年でも20年でも持ちます」

そういうことだったのか。この歳になるまで、知りませんでした。親から、「足もとを見られる」という言葉があるから、靴はきれいなものをはけと言われて、それは守ってきました。ただし手入れについては、「まあいいや」とずぼらを決め込んでいました。家の下駄箱を見たら、クリーナーもクリームもブラシもありました。ひょっとしたら、息子が置いていったものかもしれません。それで、教えられたことを実践しています。

知人の何人かに「あんた、靴をどのように磨いているの」と聞いたら、みんなきちんとやっていました。う~ん、私だけが、ずぼらだったんだ。
若いときは、数年で履きつぶせばよいわとも思っていました。料理屋に上がることも多く、きれいな靴を履くようには気をつけていましたが。秘書官などをすると、ゆっくりと紐を結んでいる時間はなく、紐靴は履けませんでした。服装とともに、無頓着でした。その後、服装や帽子には気を遣うようになったのですが、靴の手入れは盲点でした。反省とともに書いています。遅いわ。

岡義達著作集3

2024年6月4日   岡本全勝

岡義達著作集2」の続きです。
岡先生の政治学は、象徴論と分類されるものです。人と人との関係を、意味の共有として考えます。そして、時代を超えた共通項を剔出します。非常に理論的な政治学です。

他方で、時代を超えた理論を追求するので、古今東西の事例を引きますが、例えば現在日本の特定の政治案件分析とは遠くなります。どこにでも適用できますが、逆にそれが限界になります。議論の抽象度が高く、文体とも相まって、とっつきにくいのです。ですがそれ故に、その学風と文章に惚れる人も多かったようです。
読んでみて難しいと感じたら、澤井勇海執筆「岡義達 行動論・象徴論から演技論へ」(前田亮介編『戦後日本の学知と想像力――〈政治学を読み破った〉先に』(2022年、吉田書店)所収)を参照してください。よい読書案内になっています。「岡義達先生の政治学を分析する

岡義達先生は、大学のゼミの恩師です。当時のしんどかったことは「思い出の本、原書講読」に書きました。「思い出の本、その2。岡先生「政治」
先日思い立って、岩波新書『政治』(1972年の第3刷り)を取り出して、読み直してみました。大学時代(半世紀前)に読んだ本には、たくさん書き込みが残っています。当時は本当に難解でした。今では何が書かれているか理解できますが、それでも、難しいところがあります。

そこで、私が書くなら、この内容をどのように書くかを考えながら読みました。たぶん、小見出しをたくさん入れて、この段落では何を書いているかを示すでしょうね。そして岡先生に「岩波新書ですから、もう少し読者に親切に書きましょうよ」とお願いしたでしょう(苦笑)。

 

ナツツバキが咲きました

2024年6月2日   岡本全勝

今朝、玄関に出てみると、ナツツバキが一輪、白いきれいな花を咲かせていました。
ご近所には、ヒメシャラの木が何本かあり、先日から白い花を咲かせています。2センチ程度のヒメシャラの花に比べて、ナツツバキははるかに大きく5センチ以上あり、存在感があります。でも、一日で散ってしまうのです。

まあるいつぼみが、たくさん膨れてきているので、これからも期待できます。2022年は6月6日に咲いています。この年はたくさん咲いたのですが、去年はなぜかだめでした。