カテゴリーアーカイブ:人生の達人

鎌田浩毅先生の新著

2017年10月19日   岡本全勝

鎌田浩毅先生が、新著『日本の地下で何が起きているのか』(2017年、岩波書店)を出版されました。「はじめに」と「おわりに」で、次のようなことが書かれています。
先生が、通産省の研究所から京都大学に移られて、20年になります。専門分野の火山活動についての説明が、一般の人に通じないことを痛感して、市民に分かる説明を目指されました。「科学の伝道師」です。
・・・私は大学の講義でもパワーポイントを使うのを一切やめ、話術と黒板だけで教育を始めた・・
・・・実は、研究を市民に伝えるアウトリーチの場面では、専門家に必ずといってよいほど生じる「心の葛藤」がある。たとえば、同僚専門家たちの目が気になり、「後ろ指を指されない」ように説明する気持ちが働く。こうして自分たちのコミュニティーを向いた「守りの姿勢」で語る結果、市民にはさっぱり腑に落ちない解説となる・・・20年近く試行錯誤を繰り返してきた経験から、ようやく私も覚悟が決まってきた・・・
・・・私が啓発書で伝えたいことは、至ってシンプルである。自然の一部である人間は、とうてい自然をコントロールすることはできない。一方、知恵をしぼれば災害を減らすことは可能で、そのために地球科学の「出番」がある・・

昨年出版された『地球の歴史上・中・下』(中公新書)なども、売れ行きは好調のようです。伝道師は、完全に成功されましたね。

私が先生と知り合ったのも、この伝道師活動でです。当時私は、交付税課長で、地方財政の伝道師を目指し、実践していました。
先日、書類片付けをしていたら、2002年の活動実績が出てきました。4月から12月までの9か月間に、東大で講座を持っていてそこに23回、その他の講演・講義に45回行っています。まあ、よく行っていたものですね。上司から、「頼もうとしたら、いつもいないじゃないか」と、笑いながらしかられました。地方分権や税源移譲などで、話題になっていた時期でもあったのです。
ホームページを作って、「地方財政の伝道師」を名乗っていました。それを見た先生が、訪ねてきてくださったのです。

年休取得

2017年10月19日   岡本全勝

10月16日日経新聞夕刊のくらし欄は「有休 気兼ねなく取るには」でした。日本の労働者の有給休暇消化率は50%。100%のヨーロッパ各国、80%のアメリカなどに比べて、ダントツ最下位です。韓国も53%ですが。
・・・「たとえインフルエンザにかかっても出社する上席の社員の存在で、皆が有休を取れなくなっている」。地方の中小メーカーの東京出張所で働く事務職のA子さん(50代)は話す。少人数の出張所で働くのは長年同じ顔ぶれ。家族的ではあるが相互監視的でもあり、有休は取らないものという雰囲気が強い。今年A子さんが休んだのは1日、昨年も1日だ・・・
・・・日本人の有休休暇に対する感覚は独特だ。総合旅行サイトのエクスぺディアが16年に実施した28の国と地域を対象にした調査によると、有給休暇に「罪悪感」を感じる人の割合は59%と、韓国(69%)に次ぎ2位。上司が有休取得に協力的かどうかが「分からない」人の割合は32%と1位で、休暇についての職場コミュニケーション不足が浮き彫りになった・・・

今でこそ、こんなことを書いて、後輩たちに「年休取れよ」と勧めていますが。若いころはめったに休むことなく、長時間残業とともに、職場に尽くすことを誇りに思っていました。反省しています。

同じく18日の夕刊では、「パパの育休 取得の心得」が載っていました。
「取得する半年前など、早めに職場に伝えたほうがいい」というコツなど。これは、上司にとって重要なことです。どのようにして彼が欠けた穴を埋めるかを、考えなければなりません。また、自分の仕事を「見える化」しておいて、職場の上司や同僚がその仕事を引き継げるようにしておくことも、重要です。

かつての同僚たち、国際舞台での活躍

2017年10月17日   岡本全勝

麻生太郎・副総理が訪米して、ペンス副大統領と日米経済対話に臨みました。
副総理の左右に、日本政府の関係者が並んでいます(NHKニュース)。財務省からは浅川雅嗣・財務官(副総理の向かって右隣)。外務省からは山崎和之・外務審議官(副総理の左の佐々江大使の隣)。経産省からは柳瀬唯夫・経産審議官(山崎君の隣)です。それぞれ事務次官級の役職で、国際関係を担当しています。この3人は、麻生内閣の総理秘書官仲間です。
農水省からは、松島浩道・農水審議官(浅川君の隣)が出席していました。松島君は大震災直後に、被災者支援本部で活躍してくれました。
半ば偶然で半ば必然ですが、かれらがそろって麻生元総理の横で仕事をしています。かつての同僚たちが活躍している姿を見ると、うれしいですね。

作業の効率化、達人たち

2017年10月4日   岡本全勝

日経新聞10月2日夕刊「常識ナビ」は、「TODOリストでNO残業実現」でした。仕事の効率を上げる方法を紹介しています。
朝、その日のリストと時間割を作り、夜、実際に同1日を過ごしたか、所要時間も含めて振り返る。これで、何が非効率か、あぶり出せるということです。
拙著『明るい公務員講座』、連載「明るい公務員講座・中級編」で書いていることと、同じですね。違いは、私の場合は「当日朝では遅い。することの予定は、前日にあるいは前の週に作ろう」です。
この記事には、他にも仕事を効率化する方法が書かれています。参考にしてください。

適量は1合

2017年10月4日   岡本全勝

新聞各紙が取り上げていたので、読まれた方も多いと思います。そして、ぎくっとした人も。
・・・お酒を飲む65歳以上の男性の半数、女性の4分の1が健康を保つための「節度ある適度な飲酒(適正量)」の目安とされる「1日当たり日本酒1合」以上のアルコールを摂取していることが、厚生労働省研究班(代表、田宮菜奈子筑波大教授)の分析で1日、分かった。このうち適正量の3倍を日常的に飲む「多量飲酒」は高齢男性の約5%に達し、適正量が十分に知られていないことが浮き彫りになった・・・日経新聞10月1日「高齢男性の半数が飲み過ぎ、女性も25%」。

え~、適量って1日1合だったのですか。最近、外ではビールの後は日本酒2合までにして、節酒を心がけているのですが。全く駄目ですね。本日も・・・。
でも、少々お酒を飲む人で、懇親会で1合で終える人って、どれくらいいるのでしょうか。