カテゴリーアーカイブ:人生の達人

広がるテレワーク

2020年5月22日   岡本全勝

5月18日の読売新聞に「感染拡大 在宅勤務2倍」という解説が載っていました。インターネットでは見ることができないようです。
テレワークの実施率(企業などに勤める人が過去1年間にテレワークを行った人の割合)が、2018年では8.5%でした。2020年3月では13.2%にしか伸びなかったのが、4月には一挙に27.9%にまで上がりました。

職種別の実施率が、グラフで載っています。高いのは、ウェッブデザイナーなど(64%)、コンサルタント、企画・マーケッティング、IT系技術職、広報・宣伝・編集などです。低いのは、福祉系専門職(2.2%)、ドライバー、梱包など軽作業、建築職人、飲食、幼稚園教諭・保育士、医療系専門職などです。納得できます。情報を扱う仕事はテレワークに向いていますが、人を相手に手で行うサービスは難しいですね。

その際の主な不安が載っています。非対面のやりとりは相手の気持ちがわかりにくく不安(37%)、上司や同僚から仕事をさぼっていると思われていないか不安(28%)、出社する同僚の業務負担が増えていないか不安(26%)です。
主な課題は、運動不足を感じる(74%)、プリンターなどの必要機器がない(48%)、仕事に集中できない(44%)です。

5月18日の日経新聞「日経ウーマノミクス・プロジェクト調査」は「在宅勤務 7割「続けたい」」でした。
・・・仕事と生活が両立しやすいと子育て中の女性を中心に導入されていた在宅勤務制度。3月以降、多くの企業が対象を拡大した。4月下旬、日経ウーマノミクス・プロジェクトの会員らを対象に調査を実施。「通勤時間が減り家族との時間が増えた」など在宅勤務をした1400人の74.8%が「新型コロナ収束後も続けたい」と継続を希望。回答からは自宅でも業務効率を下げないように様々な手を打った企業の工夫と、コロナ後の女性活用の方策が見えてきた・・・
賛成意見と反対意見も載っています。

空気を読んで違うことを言う

2020年5月20日   岡本全勝

しばしば「空気を読む」、あるいは「空気が読めない」と言われます。
その場の状況を理解して、自分が何をするべきか、何をしてはいけないかを判断することです。多く使われるのは、「空気が読めない人が困る」という場合です。

確かに、その場の議論とは全く違った話をするような人は困ります。でも、そのような場合には、「空気が読めない」とは言いません。大勢の方向が見えてきた場合や上司の意向が見えてきたときに、それに反したことを言って「逆らう」場合のようです。
「空気を読む」人は、上司の意向を先読みして、「ヨイショ」をしてその方向に持って行きます。度が過ぎると、忖度になります。
しかし、それは正しいことでしょうか。十分な検討をせず、すなわち反対意見を検討せず、結論を急ぐ。空気に従うことは、判断を誤る元です。

職場での議論は、試合での応援や、飲み会での盛り上がりとは違います。ヨイショ~では困ります。
正しい職員の在り方は、空気を読んで、ひとまず違ったことを考えて発言することだと思います。空気を読んで賛成する、あるいは黙っていることは、楽なことです。それに対し、反対意見を考えることは、しんどいです。
みんなが思ってもいないような角度から、問題点を指摘する。正しい結論を導くためには、必要なことです。上司としては、そのような指摘をしてくれる職員はありがたい職員です(もっとも時には、自説に反対する部下を疎ましく思う上司もいるので、そこは要注意です)。
そのためには、上司から早々と「これでよいよな」と、部下に結論を押しつけないことです。そう言われると、部下は「いいえ」とは言いにくいです。

拙著『明るい公務員講座 管理職のオキテ』P79で、「悪魔の代理人」をお教えしました。問題点を指摘するのは、反対するためでなく、結論を補強するためです。もちろん、指摘した問題点にみんなで答えることができない場合は、原案がまちがっているのでしょう。
その場の空気を読むだけでなく、社会全体の空気(世間からどう見られるか)と将来の空気(10年後はどう評価されるか)という、離れたところの空気を読むことが重要です。

テレビ会議のコツ

2020年5月19日   岡本全勝

テレビ会議を何度かやって、だんだんとコツがわかってきました。

1 発言の冒頭で、名乗って司会者に許可を得る。
複数の人が同時に、話し始めることがあります。この呼吸は、離れているとわかりにくいですね。目配せでは通じません。ということは、これまでは目配せで、意思表示をしていたということですね。
また、突然話し出されても、聞いている方は、誰が話しているか、わからないときもあります。

2 ゆっくりと話す。必要なら、くり返し話す。
マイクが遠い場合や、回線によって音声が途切れることで、何を話しているかわからないことも多いです。

3 マイクを通しても、わかりやすい声の人と、聞き取りにくい声の人がいます。
これは、対応不能ですね。マスク越しだとより聞こえにくいので、できることなら、話すときだけマスクを外すとよいです。

コロナ後、戻らないこと

2020年5月18日   岡本全勝

5月18日の読売新聞「財界解剖、コロナ編」、小林喜光・経済同友会前代表幹事の発言から。

・・・人同士が顔を合わせる必要がある生産や研究などの職場を除き、働き方もテレワーク、オンライン化が進む。「非対面」が広がれば、顔や背格好、ゴルフのうまさなどは価値を失い、話し手の論理性や知性、思考力がもっぱら問われる。厳しい時代になるとも言える。

この2か月、私自身もテレワークを行い、通勤や移動の手間が省けて極めて効率的に働けると実感した。「毎晩会食、土日はゴルフ」という生活がいかに異常か、この年で気づいた。コロナ感染が収束しても、以前の仕事のやり方に戻してはいけない・・・

子どもへのスマホの使い方教育

2020年5月17日   岡本全勝

5月12日の日経新聞夕刊が「低学年の子に伝えるスマホの使い方」を解説していました。大人でも中毒になり、また失敗して炎上することのあるスマホ。子どもは、もっと危険です。しかし親も教師も、どのように教えたらよいのか、十分知らないでしょう。よい教科書もないと思います。
詳しくは、記事を読んでいただくとして。

子どもには、命令口調はダメなようです。子どもに伝わる助言が必要です。3大NGワードが載っています。
1 いつまでやっているの。
2 もうスマホを使わせない。
3 勉強もしないでスマホばっかりやって。

ネット動画がは、1つ終わっても、次から次へと動画が再生される仕組みで、子どもは自制心で止められないこと。好奇心旺盛な子どもは、自分の興味をじゃまする親を敵と見なし、親に隠れて見るようになること。
いずれスマホを使うようになるのですから、正しい使い方、危険なことを、うまく教える必要があります。