復興庁が4号館に移転してから約1か月。守衛さんが、顔を覚えてくれました。
4号館は、門のところで身分証明書を出して守衛に見せ、玄関で改札機に証明書をかざして入ります。そして6階の執務室の入り口に暗号付きのドアがあり、さらに事務次官室には普通の鍵がかかっています。この鍵は1階の守衛さんのところにあり、鍵受け渡し簿に受取人の名前を記入して、鍵をもらいます。私は朝8時過ぎに、誰よりも早く出勤するので、自分で鍵をもらいます。
ところが、数週間前から、私が部屋番号を告げる前に、守衛さんが6××号室の鍵を出してくれるのです。顔を覚えてくれたようです。
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歴史は読むものか、つくるものか
昨日ホームページを書いているときに、うろ覚えだった「I Want YOU for U.S. Army」を確認しました。私は、あのアンクルサムの絵とともに、「US wants you」と覚えていたのです。でも、それでインターネットで検索したら、ちゃんとたどり着きました。便利なものですね。
そのときに、第一次世界大戦の際に、フラッグが作った、海軍の募集ポスターも見つけました。そこには、次の言葉が書いてあります。
The Navy Needs You! Don't Read American History, Make It!
(海軍は君を求めている!アメリカの歴史なんか読まず、歴史を作れ!)
私たちが取り組んでいるのは、千年に一度の大災害。その復興に参加することは、まさに歴史を作っているのです。見ているだけではダメです。また、前例通りにやっていても、歴史を作っていることにはなりません。
復興庁一部の同窓会
今日の放課後は、これまた、元復興庁職員とその後輩たちとの、意見交換会でした。それぞれに新しい職場で活躍していて、なかなか日程が合わないのです。初代の人たちは、発足当初の苦労を覚えていて、それを楽しそうに話します。私も、忘れていたことが多いです。スマートフォンから、当時の写真を出して見せてくれます。お互い、貴重な経験でした。
「あの人に、パリで会ったのです。え~っと、名前は出てこない」といった話も。すべての省庁から集まっているので、それが新鮮だったようです。「私たちも、ホームページに書いてくださいよ。ただし、名前はわからないように。省庁や企業名をイニシャルにするとか」との注文でした。でも、そんなことしたら、すぐわかるわ。笑い。
元職員との意見交換会
今日の放課後は、某元復興庁職員たちとの意見交換会。隊長曰く「今回はホームページに、I企画官・・・(2014年12月8日)と書かないでくださいよ。あの時は、翌日関係者から、「おまえのことだろう」と問い詰められました」とのこと。
私はすっかり忘れていました。本名を書くと差し障りがあるので、イニシャルにしているのですが。ということで、今日は某元企画官と書きます。皆さん、それぞれの場所で活躍し、家庭や趣味でも頑張っているようです。うれしい限りです。
現代の企業家、成功の秘訣
書評欄で紹介されていたので、D・ヨッフィーとM・クスマノ著『ストラテジールールズ―ジョブズから学ぶ戦略的思考のガイドライン』(2016年、パブラボ)を読みました。インテルを育てたアンディ・グローブ、マイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルのスティーブ・ジョブズ。起業家として大成功しただけでなく、新しい事業のモデルを作った3人です。この本は、その3人に共通する成功の秘訣、3人の個性の違い、3人の失敗を分析した本です。どうして新しいビジネスを切り拓いたか、同業他社をどのようにつぶしたか。なぜ、先行していた他社は、戦いに負けたか。
どのような点が、皆さんの参考になるか。それは読んでみてください。私はなるほどと思いつつ、「結果論だなあ」とも思ってしまいます。歴史上の英雄や政治家、起業家。成功するには、それなりの努力とともに、運もありますねえ。いくつか記憶に残った記述を、紹介しましょう。
・・・ジョブズは、伝記作家にこう語っている。「『顧客には望む物を与えるべきだ』と言う人がいる。だがそれは私のアプローチではない。私たちの仕事は、顧客自身が気づく前に、彼らが望むものを明らかにすることだ。ヘンリー・フォードはこう語った。『もし、私が顧客に何が欲しいかと尋ねていたら、顧客は、もっと早い馬が欲しいと言っただろう』」・・・(p76)。
著者は、事業戦略で、相撲戦術と柔道戦術を比較します。相撲戦術は、力と規模にものを言わせる戦術です。柔道戦術は、てこの原理を活用して効果的に技をかけます。秘密の作戦やスピードを駆使します。器用さや敏捷性、相手の裏をかく能力が求められます(p238)。アメリカの企業競争に、日本古来の武道のたとえが出てくるのが、興味深かったです。