カテゴリー別アーカイブ: 市町村アカデミー

今日から出勤

皆さんは、昨日1月4日から出勤だったでしょうか。私は、昨日は休みを取ったので、今日から出勤。
市町村アカデミーは昨日から仕事が始まっていますが、取り立てて御用始めの儀式をしないので、学長が休んでも支障ありません。若いときは、職場で年末には御用納め、年明けには御用始めがあり、昼からお酒を飲んでいました。

今日は早速、幹部職員が集まって、今月の予定の確認と、新年度のいくつかの研修内容の検討会をしました。現在は、コロナ対策としていくつか行動制限をかけて、予定どおりの集合研修を行っています。
10日には、市町村議会議員特別セミナーから、研修が始まります。

そのほか、職員からいくつも相談があり、貯まった資料などの整理をしていると、一日が終わりました。出勤すると、充実感がありますね。昭和の仕事人間にとっては。

市町村アカデミーのメールマガジン

市町村アカデミーのメールマガジン「JAMP Newsletter」を紹介します。
アカデミーの最新情報は、ホームページに掲載するとともに、メールマガジン「JAMP Newsletter」も配信してお届けしています。

現在配信している「JAMP Newsletter」は、アカデミーで実施する特別セミナーや研修のご案内を主な話題としていますが、今後は、研修計画に関する重要なお知らせや、機関誌「アカデミア」発行のお知らせを行うなど、さらに内容を充実させる予定です。
すでに多くの人に登録いただいていますが、市町村の人事担当者や職員養成に関心ある方は、登録してください。最新の研修内容とともに、地方公務員に求められている新しい知識や技能を知ることができます。
JAMP Newsletter配信登録
職員から、「メールマガジンを充実するので、学長のホームページで宣伝せよ」との指示がありました。

市町村アカデミー「市町村議会議員特別セミナー」

昨日今日と、市町村アカデミーでは、「市町村議会議員特別セミナー」を実施しました。全国から、100人近くの方が参加してくださいました。
講師陣は次の通り。なかなか豪華でしょ。参加者にも、満足いただけたようです。
講師の方には、お礼を込めてご挨拶するようにしています。短時間ですが、最新のまた異なった立場からの話を聞くことができるのは、学長の役得です。

吉田 利宏・元衆議院法制局参事の「自治体議会のズレ、その分析と補正」
中島 浩一郎・銘建工業株式会社代表取締役の「あるものを使い切る あるものから新しい価値を作り出す」
藻谷 浩介・日本総合研究所調査部主席研究員の「コロナ後の日本のまちづくり」
飯田 泰之・明治大学政治経済学部教授の「地域再生の失敗学 ~地域経済の現状と課題~」

自治体研修のあり方2

自治体研修のあり方」の続きです。
「人材育成の重要性」を首長さんも幹部も発言されますが、多くの自治体でそれが実行されているようには思えません。問題は、予算削減による研修機会の削減と、適切な研修がなされていないことです。

前者については、企業以上に自治体の力は、職員の能力とやる気に左右されます。そして国に言われたことをしていれば良い時代が終わり、これまで以上に職員養成が重要なのです。
この20年間に研修予算をどれだけ増やしたか減らしたか、各自治体で調べてみてください。多くの自治体で、財政課は経費削減をしていると思います。その効果は直ちには現れないのですが、長期的に効いてきます。

後者については、専門分野の知識の研修はそれなりの内容が行われているようですが、人材育成や管理職研修は、教材も教師も不十分なようです。
本屋に並んでいるリーダーシップの教科書は、一般の公務員にほとんど役に立ちません。幹部などの経験談では、十分ではありません。成功した人の自慢話でなく、悩んでいる職員やうまくいかない職員への手当が必要なのです。
私が「明るい公務員講座」3部作を書いたのは、「公務員の教科書」がないので、それをつくろうとしたのです。「管理職の必須知識講座」も、そのような意図です。
国家公務員においても、十分ではありません「国家公務員のためのマネジメントテキスト」。市町村アカデミーも力を入れますが、内閣人事局と総務省公務員部に頑張ってもらわなければなりません。