カテゴリー別アーカイブ: 市町村アカデミー

市町村アカデミー研修、現地調査

職員研修と聞くと、教室に座って講師の話を聞くと想像する人が多いです。確かにそのような形が多いのですが。聞くだけでは身につくことは限られていて、参加する方が身につきます。
市町村アカデミーでは、ほぼすべての研修に課題演習(討議)を組み込んでいます。課題をアカデミーで準備する場合、研修生に持ち寄ってもらう場合などがあります。班に分かれて討議します。講師や教授が巡回し、必要に応じて助言しますが、あくまで研修生たちの自主性を重んじています。そして、各班の討議結果を全体会合で発表し、講師が講評します。
このような参加型研修は、座って聞くだけの研修とは効果が違います。楽な研修は効果が少なく、負担が効果を高めます。スポーツも同じです。

さらに、現場を見て研修することもあります。今朝は、「既存の建物等を活用した地域の再生」の研修生たちがバスに乗って、香取市に出かけていきました。現地調査は受け入れ先や指導教官などに負担がかかるのですが、それだけに効果が大きいです。

市町村アカデミー、一流講師招聘の悩み

市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)では、研修講師に、それぞれの分野の第一人者を呼んでいます。皆さん、都合がつく限り、喜んで引き受けてくださいます。

ところで、そのような方をお呼びすると、時々難しいことが起きます。急きょ、別の催し物(国際会議など)や、国会審議に呼ばれるとかです。その分野の第一人者ですから、そのようなことも起きます。
その場合は、代わりの方を立てたり、録画収録で対応したりしています。

一流講師をお招きしていることの「危険」であり、「悩み」です。

市町村アカデミー新しい企画

市町村職員中央研修所では毎年、研修項目と内容を見なおしています。教授陣が、研修生の評価や社会の変化に応じて、検討を重ねるのです。今年度はそのほかに、私の提案で2つ新しい研修を作ってもらいました。
一つは「管理職の必須知識講座」です。もう一つは「政策の最先端」です。これらの研修の必要性と意図については、時事通信社「コメントライナー3月1日号」にも書きました。

教授陣も私の意図を理解してくれて、必要な内容を組み立てて、最高の講師を招くことができました。来てくださった講師たちに研修設定の意図をお話しすると、皆さん「よいことだ」と評価してくださいました。そのような講師を選んだのですが。研修の全体像と目的を伝えて、それに沿った話をしてもらうことも重要です。
年度当初の研修にもかかわらず(各自治体では既に予算と予定を組んでいたはずです)、定員を超える参加者がありました。私も、開講式で今回の研修の意図を説明するとともに、「管理職の必須知識講座」では最初の一コマを担当しました。

いくつかの講義を傍聴しました。いずれも素晴らしい内容でした。講師の皆さんに感謝します。今回の参加者にとっても大きな成果だったと思いますし、この人たちだけに聞かせるのはもったいないとも思いました。
より広い人たちにも、知ってもらう。これが次の課題です。また当校は市町村職員が対象なので、都道府県職員や国家公務員は参加できません。

そのほかの新機軸としては、市町村長特別セミナーに迎賓館赤坂離宮の視察も組み込みました。迎賓館の協力のおかげです。これは、参加者からとても喜んでもらえました。
今後も、皆さんに喜んでもらえるような研修を作っていきましょう。

市町村アカデミー、研修開始

今日4月20日から、市町村アカデミーでの新年度の研修が始まりました。監査委員特別セミナーです。100人を超える方が参加してくださいました。
この時期は市町村役場も新年度が始まり、職員異動もある時期なので、4月早々に職員を研修に派遣することは難しいです。
この監査委員向けの研修は、議会から選ばれたり民間有識者から選ばれた監査委員を対象とします。新たに就任された人も多く、必要な知識や最先端の課題を勉強する機会が重要なのです。とはいえ、各自治体で研修を行うことは効率的ではありません。ここに、市町村アカデミーの役割があります。
総務省の担当幹部、大学教授、弁護士、公認会計士が講師で、これ以上は考えられない方々と内容です。
私も冒頭挨拶で、期待を込めて話をしました。かつてに比べ、自治体の仕事は広く高度になりました。そして説明責任やガバナンスも重要になりました。そこに監査委員への期待と役割が大きくなっています。

市町村アカデミーでは、5月から本格的に研修が始まります。現在募集中の6月開講研修一覧が、ホームページ表紙に載っています。その多さをご覧ください。

市町村アカデミーのコロナ対応

先日書いたように、コロナ感染拡大に対応するため、市町村アカデミーでの研修を一部中止しました。この状況がしばらく続くことを想定して、職員が次なる対応を考えてくれました。

集合宿泊研修は、感染検査業務が対応できるようになるまで、難しいです。そこで、講師の先生たちと協議して、オンラインでの研修に切り替えることにしました。
ただし、全国から集まった研修生の交流や班別討議などが、十分に実施できません。それは仕方ないと割り切って、次善の策としてこのようにします。

「地域保健と住民の健康増進」は、受講対象者がまさにコロナ対策に従事しておられるので、これは中止します。