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市町村アカデミー令和6年度の研修計画

市町村アカデミー令和6年度の研修計画を公表しました。
研修科目や内容を見直し、時代に合ったもの、希望に応じたものとしています。85回、5000人を超える定員を予定しています。
大津市にある、全国市町村国際文化研修所(国際文化アカデミー)でも、数多くの研修を予定しています。

業務遂行に必要な知識と技能、新しい施策の知識、地域の課題への対応、管理職の技能など、職場では身につかない、本を読んだだけではわからない内容を提供します。
市町村におかれては、活用を検討ください。受講を希望する職員は、市町村を通じて申し込んでください。

市町村アカデミー受講生女性比率

先日、「住民税課税事務」(約100人)の入校式で挨拶をして気づきました。約4割が女性でした。そこで、ほかの課程も調べてもらいました。
昨年度と今年度のこれまでの実績では、受講生のうち女性比率は全体では約25%、4分の1です。保健や児童関係では6割から8割になります。他方で、管理職研修では2割程度です。これは、現場での女性職員の比率を反映しているのでしょう。

市町村アカデミーは比較的長期の研修をしています。それが女性が参加しにくい理由とも考えられます。姉妹校の国際文化研修所は、2泊3日など短い期間の研修も多いです。

来年度の講師予約

市町村アカデミーでは、来年度の研修日程が確定し、各担当教授は早々とその準備に入っています。各研修で中心となっていただく外部講師の方は忙しい人ばかりなので、早めに日程を押さえる必要があります。で、来年の夏や秋の研修科目でも、講師の方と交渉に入っています。

大学に教えに行っていた頃、11月に翌年度の授業計画を提出しなければなりませんでした。「え~、こんなに早く」と思いましたが、学生募集などを考えると、当然なのです。

市町村アカデミーの講義から

市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)の機関誌『アカデミア』の秋号が出ました。
いくつかの講義の概要を掲載しているほか、研修におけるレポートの優秀作の3作を掲載しています。研修生たちの力作です。講師による一方的な知識伝達だけでなく、市町村職員が現場でどのようなことに悩み、どのように解決しているかがわかります。
ネットでは、レポートは表題しか見ることができません。この機関誌は、市町村役場にはあります。関心ある方は、実物をご覧ください。

研修生たちの研修体験記も載っています。ご参考までに。