篠原俊博さん登壇

市町村アカデミーで、総務省と共催で「DX推進リーダー育成セミナー」を開催しました。現在、最先端の課題で重要な研修の一つです。「概要」「時間割

そこでお願いして、篠原俊博さん(元デジタル庁統括官)に、講師として来てもらいました。篠原さんは自治省入省、地方行政分野と電子化分野が専門です。デジタル庁統括官も勤め、現在は株式会社SHIFT DX&戦略プロジェクト本部プリンシパルです。
官と民との経験がある、国と自治体の両方が分かる、行政電子化がわかる数少ない人物です。しかも、デジタル庁統括官(局長級)まで務めた人です。行政にはその分野の専門家は少なく、情報化企業には行政の実務が分かる人がいません。

篠原さんの経験を活かして、行政の電子化で、よかった点、悪かった点を話してもらいました。なかなか順調に進まない行政の電子化。その苦労と欠点を話すには、この人をおいていないでしょう。関係者は、よいことばかりを話す傾向がありますから。
なぜ、マイナンバーカードの保険証利用が進まないか。自治体職員の電子化への消極的な理由。電子化を進めるにはデジタルの知識ではないことなどなど。私も傍聴したかったのですが、本業があって一部しかできませんでした。

市町村アカデミーで講義してもらいましたが、多くの自治体でも(彼が引き受けるなら)話してほしいです。
篠原さんは、「急速に変化する日本の労働慣行」でも紹介しました。