目次その2(地方財政のページ)の中を、並べ替えました。ページが増えて、うまく整理できてなかったのです。以前から、気になっていたのですが、なかなかきっしょが立たなくて。
三位一体改革関係が、80ページ近くあるのですが、もはや「記録」になりました。一時は、この実況中継が、このHPのセールスポイントだったのですが。削除するのももったいないので、これを後ろに持って行きました。
それにあわせて、その他のページも整理しました。うーん、各ページが更新されず、古くなっています。申し訳ありません。
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今日は、東京は良い天気でした。もっとも小生は、原稿「三位一体改革の意義」と「今後の課題と展望」(『地方税財政の構造改革』第1巻(ぎょうせい))の、校正で時間が過ぎました。原稿は昨年の9月に渡したのですが、その後1月に延び、さらに今頃校正しています。
その間に、時代は進むのですよね。2007年度予算と地方財政計画ができ、3兆円の税源移譲は「予定」から「実施」になり、地方分権改革推進委員会が発足しました。で、加筆に手間取ったのです。いくつかの数字は手元にないし・・・。
椿の若葉と毛虫
庭の椿は花が終わり、若葉が元気よく伸びてきました。すると、早くもチャドクガの幼虫も。変に黒くなっている葉っぱがあるな、と思ってよく見たら、小さな毛虫が密集して葉の裏をかじっていました。その生命力には感心しますが、そうも言っておられないので、早速葉っぱごと取って安楽死してもらいました。
いろいろ教えてもらっている、物知りのご近所の奥さんに、早速報告。「エー、もう来ましたか。岡本さんとこの椿は、風通しも良く日当たりも良いから、あまりつかないはずなんですがねえ」。
開講
今日は、慶応大学での講義の第1回でした。何事も、初回は緊張します。慶応大学での学部講義ははじめてなので、いささかとまどいました。教員室も初めて、印刷センターで資料の印刷も勝手が分からず、職員に助けてもらいました。
約80人の学生が、来てくれました。土曜の朝なんですが。もっとも、今は「お試し期間中」なので、正式な履修登録はまだです。想定以上の人数だったので、資料足らなくなりました。もらえなかった学生には、悪いことをしました。ごめん、友達に複写させてもらってください。
初回なので、私の自己紹介と、春学期の講義の狙いをお話ししました。数人を除いて、ほとんどの学生が居眠りもせず、熱心に聞いてくれました。学生の反応を見るには、もう1~2回授業をする必要があります。
授業を進める際の参考にするために、学生にいくつか質問し手を挙げてもらいました。毎朝、新聞を読んでいない生徒が多いのには、びっくりしました。新聞とインターネットとの機能の違いなどを説明し、「就職してから苦労するよ。いいえ、就職活動でも苦労するよ。私の授業もついてこれないよ」と、脅してしまいました(ごめん)。でも、このような「余話」も、学生さんには役に立つと思います。私もそうでしたから。
3年生が大半ですから、1987年・昭和62年生まれですよね。4歳の時にバブルがはじけ、10歳の時にアジアの金融危機、省庁改革は14歳です。「事前調整から事後監視へ」「保護と規制の護送船団から、自由化へ」の例として、金融行政を説明しましたが、かつてを知らない世代なので、結構苦労します。もちろん、高度成長も、土光臨調も。
具体事例を混ぜてお話しするので、理解してもらえると思っているのですが。「現在日本の社会と行政の大転換」というテーマですから、学部生には難しいかもしれません。すると、来週になると、受講生は少しは減りますかね。
さて、第1回目が無事すんだことに、満足しておられません。これから、来週の準備に取りかかります。