投稿者アーカイブ:岡本全勝

役所の窓口は柔軟です

2011年9月21日   岡本全勝

9月19日の河北新報(東北地方第一の地域新聞)が、気仙沼 農地転用、進む宅地化/手続き加速、国が促す」を伝えていました。
・・東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市で、自宅が被災した住民が近くの高台に所有する農地に新居を構えるため、農地転用を申請し、許可されるケースが急増している。海と山が接する三陸特有の地形のため大規模農地が少なく、転用が認められやすい上、国が被災者の事情に配慮し、手続きの迅速化を促したことも背景にある・・

「とかく行政は手続が複雑で、時間がかかる。たらい回しされて、面倒だ」というのが、行政を批判する場合の定番です。そんなことはありません。このように、ご要望にお応えしています。でも、よくやっている例は、報道されないのですよね。河北新報さん、ありがとうございました。

役所の窓口に座っている職員は、鬼でもロボットでもありません。あなたの近所に住んでいる普通の住民が、公務員で窓口に座っているのです。みんな、どうしたら被災者のためになるかを、考えています。
もし「窓口の手続が面倒だ」という声があったら、ぜひ、どの町のどの手続か問題かを、お知らせください。匿名をご希望の場合は、それでも結構です。
とかく批判される方は、ステレオタイプ=定番の批判をされます。もちろん、火のないところに煙は立ちません。何か事実があるのでしょう。でも、その批判を生産的に使うためには、「どこの何が悪いですか」「それを改善するためには、どのような代案がありますか」と聞いてください。

がんばれK記者

2011年9月20日   岡本全勝

今日は放課後、某新聞記者の歓送会に、行ってきました。結構長い付き合いです。適確な質問をする記者、政局でなく政策を勉強する記者さんは、応援したくなります。
今度、被災地に応援として派遣されます。永田町や霞ヶ関では、災害や復旧の実際は分かりません。やはり記事の基本は、現場です。苦労すると思いますが、活躍を期待します。どんどん、署名記事を送ってください。紙面に取り上げられなかったら、私のように、個人ブログを書きましょう。がんばれK記者。

復興本部会合、財源確保方法の選択肢

2011年9月20日   岡本全勝

今日夕方、官邸で、復興本部会合を開きました。今日の議題は、復興財源です。5年間で、19兆円の事業費が必要と見込まれます。この財源を、どう調達するか。既に「基本方針」で決めていたように、ひとまず国債でつなぐとしても、その償還は国民に負担してもらわなければなりません。その案が、政府税調でまとまり、報告されました。2案あって、これから与党、さらには与野党で、決めてもらいます。法人と個人の所得、さらにはたばこが、増税の対象になっています。詳しくは、資料をご覧ください。

極端に単純化すれば、復旧事業と復興事業は、各省(公務員)と地方団体に任せてもらえれば、きちんとやり遂げます。やることは、決まっています。道路を復旧し、学校を建て直し、住宅を建てることです。しかし、その財源を、国民にどう負担してもらうか。それは公務員には、決めることができないことです。国民に選ばれた政治家が、決めることです。

なお、この19兆円は、国費と地方費を含めた事業費です。国の直轄事業で行うか、補助事業で行うか、地方自治体が単独で行うか。いずれの場合もあります。補助事業で行う場合は、国庫補助金とその地方負担額が含まれます。地方単独事業費も、ここに含まれます。すなわち、補助率が高くなっても低くなっても、この事業費総額の数字は変わりません。
市町村の関心は、国庫補助金の残額=地方負担額が、どのように手当てされるかでしょう。必要な市町村に必要な額が配分されるように、その仕組みを総務省で検討してもらっています。近いうちに、お知らせできると思います。

県外の避難所の解消見込み

2011年9月20日   岡本全勝

復興本部の急ぎの課題の一つが、避難所の解消です。条件が悪い学校や体育館から、住宅に移ってもらうことです。各自治体の協力を得て、その見込みを調べました。
かなり解消できたのですが、まだ3県の外では、6県に14の避難所があり、約千人の避難者を引き受けてもらっています。それぞれ、解消の計画を立ててもらっています。ありがとうございます。見込みが立っていない約800人の方は、原発事故で避難しておられる方です。これは、避難解除の見込みが分かれば、対策が立てられます。申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。
次々と課題を見つけ、対策を打ってくれる部下職員に、感謝します。ありがとう、諸戸班。

県外避難している人たち

2011年9月19日   岡本全勝

今日は、復興大臣のお供をして、新潟県長岡市に行ってきました。一つは、福島県から避難しておられる方に、お話しを聞くことです。このホームページでも取り上げているように、たくさんの方が、町を離れて各地に避難しておられます。県内ならまだ近くで、情報も得やすいのですが、県外では風土も違いまた情報も十分伝わりません。今日はそれらのご苦労を、お聞きしました。
避難しておられる方の一番の関心は、いつ帰ることができるか、放射能の除染はどのようにするのかでした。小さなお子さんを連れたお母さんが、たくさんおられました。子どもさんへの影響を心配しておられるので、お父さんだけが帰ったご家庭もあります。
もう一つは、中越地震の後、集団移転した地区を視察することです。報道で有名になった山古志村です。現在は合併して、長岡市になっています。地滑りの跡やせき止め湖が、まだ生々しく残っています。市が造った公営住宅は、木造で住みやすそうでした。積雪が4メートルになる豪雪地帯なので、いろんな工夫がしてあります。