月別アーカイブ:2026年5月

今年も夏椿が咲きました

2026年5月31日   岡本全勝

昨日5月30日、玄関脇の夏椿が、一輪花を咲かせました。今朝も一輪。白い清楚な花です。
1日で落ちてしまうのが、さみしいです。2日保ってくれると、倍楽しめるのですが。草花でも数日開いている花があるのに、木の一日とは珍しいと思います。

今年は50近くもつぼみがついているので、これから楽しめそうです。水やりを怠らなかったことが、勝因でしょうか。2回枯らしてしまい、これが3代目です。
ところが、たくさんつぼみをつける枝と、つけない枝があります。お向かいのお師匠さんに尋ねたら、そんなもんだそうです。まだ低いので、お師匠さんの指示により、剪定を控えています。対に植えている椿は大きくなり、毎年剪定しているせいで、花を咲かせません。

男の家事が世帯を豊かにする

2026年5月31日   岡本全勝

5月15日の日経新聞経済教室、瀬地山角・東京大学教授の「男の家事が世帯を豊かに」から。
・・・少子高齢化が加速している。労働力が減る社会にあっては、労働力を増やす政策をとる必要があるが、その候補となるのは女性・高齢者・外国人しかない。筆者は東アジアのジェンダー、特に女性や高齢者の労働パターンを専門としている。本稿ではジェンダーの観点から日本の政策・企業・家庭になにが求められているのかを論じたい。

配偶者控除や第3号被保険者制度などの、専業主婦及びパート収入が一定以下の世帯に対して「補助金」が出るようなしくみは、少子高齢社会の制度設計と逆行する。配偶者控除はもともと1961年に、自営業者が収入を妻と分割できる制度と平衡をとる形で導入された。だが今や就業者の9割以上が雇用者である。
第3号被保険者制度の導入は86年。当時は日本型福祉社会論が福祉政策のベースだった時代で、介護を家族に任せるのだから女性を保護する、という発想はかろうじて整合性があったかもしれない。だが介護保険制度が導入され、第3号被保険者制度の前提そのものが崩れたと考えるべきだ。
そもそもこれらの制度によって保護される世帯を見ると、専業主婦世帯は大都市部に多く、夫の所得が相対的に高い。専業主婦を保護する制度は、実は地方の貧しい共働き層から、相対的に豊かで少数の専業主婦世帯に所得移転をするという、非合理的な制度となっていることがわかる。

専業主婦というライフスタイルは日本では大正期に誕生し、高度成長期に全国に広まった。戦前以来の国勢調査をみると、女性の労働力率が最も低いのは75年である。だが2025年には、共働き世帯と専業主婦世帯の比率は約3対1となった(労働力調査)。専業主婦はすでに少数派であり、今後も減り続けるだろう。配偶者控除などの政策セットは高度成長期に対応したもので、少子高齢社会に適応できていないのだ。
専業主婦が悪いといいたいのではない。その生き方に「補助金」が出ている以上、それを利用しようとする人がいるのは当然だ。働く女性と、専業主婦の対立の問題でもない。むしろ問題は男性側にある。
図に見るように日本の共働き男性の1日あたりの平均家事関連時間は53分、同女性は4時間18分である。これほど極端な偏りは欧米だけでなく、東アジアでも例がなく、もはや社会的な問題である。家庭のゆがみが社会のゆがみをもたらしているのだ・・・

ついている図によると、韓国では男性59分・女性171分で2.9倍、台湾では男性104分・女性212分で2.04倍です。

・・・つまり家事育児のコストは、女性労働者の肩の上にのみ加算されているように、企業の側からは見える。結果として、残業させやすい男性を採用するのが「合理的」に見えてしまう。職場には子育てをしない人ばかりが集まり、子育てに向かない職場ができあがる。

男性は家事労働が増えるだけだと思う人もいるかもしれない。しかし、実は妻が正社員の場合、男性にとって家事以上に時給の高い仕事は存在しない。
図の通り、共働き世帯の家事時間は男女あわせて5時間強。生涯子供を持たない世帯を除くと、平均では6時間程度と考えられる。その半分の1日約3時間、夫が家事をすれば、妻はフルタイムで働ける計算になる。1年にすると約1000時間、つまり妻の年収の千分の1が夫の家事の時給となる。妻が年収500万なら時給5000円だ。
そして妻が第1子出産後も正社員で働き続ければ、大都市部ならその後の人生で確実に2億円は稼ぐ。宝くじが必ず当たるのだ。この場合夫がその額を追加で稼ぐことはほぼ不可能で、夫の家事の時給は夫自身の残業代の時給より高い。世帯の生涯賃金の最大化を考えると、妻の正社員での就労以上の解はない。
ただ実際には、30代後半以降の女性の正社員の就業者は、4割に満たない(労働力調査)。多くの人が当たりくじを捨てているのだ・・・

国際郵便の便利さと苦労

2026年5月30日   岡本全勝

アメリカまで書類を送る必要があり、国際郵便の書留で送りました。去年もやったのですが、すっかり忘れていて、日本郵便のホームページで勉強しながら、準備しました。

ところが、なかなかうまくいかないのです。国際書留郵便ラベルを作ろうと、マイページサービスに入りました。去年の記録が残っているのですが、パスワードが違うらしく、新しく作り直しました。
次の問題は、「内容品名」の入力です。選択肢に書類がないのです。パンフレットだとか本だとかはあるのですが。私の探し方が悪いのか。仕方ないので適当に選んだら、その次の「内容品種別」には選択肢として「書類」がありました。「単価」も書くのですが、いくらにするかなあ・・・。

完成したので印刷して、封書と一緒に郵便局に持ち込みました。
局員さん曰く「国際書留郵便ラベルを作れば、封筒に宛名書きをしなくて良いのですよ。ラベルと同じことを書いていますよね」。私「はい・・・」。
ラベルをビニルのパウチに入れて、封筒に貼り付けます。ラベルはA4版の半分ですから、定形封筒をはみ出します。何じゃこれは。局員さんが上手に貼り付けてくれました。そして封筒の空いたところに切手を貼ります。金額が大きいので、数枚。これも難儀。

送った後は、便利です。拠点を通過したら教えてくれるという欄に印をつけておいたら、通過するごとに電子メールでお知らせが来ます。今どこにいるのかも、見ることができます。すでにニューヨーク、JFK空港の税関まで到達しているようです。

女系・女性天皇

2026年5月30日   岡本全勝

5月23日の読売新聞「論点 皇位継承(2)」笠原英彦・慶応大学名誉教授の「男系限定 世襲危うく」から。

・・・戦後の1947年に施行された現在の皇室典範も明治の方針を踏襲した。しかし、従来の側室制度を除外したことで、永続的に男系皇族を確保するのが難しくなることは明白になった。それにもかかわらず、明治に採用した男系限定を改めようとしなかった政治の不作為が、皇位継承者の急激な減少を招いた。
この状況を重くみた小泉内閣の有識者会議は、2005年の報告書で「男系による継承を貫こうとすることは、最も基本的な伝統としての世襲そのものを危うくする」とした。議論の核心を突いた指摘だろう。

一方、旧皇族の男系男子を養子として皇室に迎える案は「禁じ手」だ。旧典範で天皇と皇族の養子を禁止した際、伊藤らがまとめた解説書は「宗系の紊乱(血統の乱れ)」を避けるためと記す。現在の養子案では皇室の誰が養親になるかによって皇位継承順位が変わる恐れがある。皇位に恣意が加わる余地を排した歴史の知恵に学んでほしい。
皇位継承者の純潔を保つには、現在の皇室と直系でつながる女系・女性天皇を認めるべきだと考える・・・

愛着と評価2

2026年5月29日   岡本全勝

先日愛着と評価を書いたところ、何人から批判が来ました。
「若い人がこれを読むと、ますます結婚しなくなる気がします」とか、「もう一度、評価が変わることもあります」とか。
さらに次のような意見も。
「評価のひとつに、「辛抱」と「あきらめ」がある。結婚という場面では、これらが重要と、追記すればどうですか」

そうですね。
実はこの記事は、「仕事の仕方」の欄に分類したように、男女の関係ではなく職場の関係を念頭に置いて書いたのですが。