月別アーカイブ:2026年5月

インターネット広告の逆効果

2026年5月20日   岡本全勝

パソコンに、電子メールでさまざまな広告が届き、ウェッブ画面には、いろんな広告が表示されます。
前者はさっさと削除します。後者には2種類あります。画面の真ん中に表示されて、それを見ないと本来のページが閲覧できないものと、画面の端に表示されるものです。記事の途中に挿入されているものもあります。「次へ」をクリックすると、予期しない広告に飛ぶとか。何の宣伝かわからない表示も。それを知りたくてクリックしたらダメなのですよね。

イライラしますよね。ほとんどが興味のないものです。広告に誘導する印は大きく表示されているのですが、消そうとする印は小さく・薄くしか表示されていません。
また画面の端に表示されていても、興味を引くために刺激的な内容になっているものもあります。多くの人が嫌悪感を抱くのではないでしょうか。同じものが何度も表示されるのも、不愉快です。その会社や商品を嫌いになる人が増えて、逆効果だと思うのですが。
ごく少数でも引っかかる人がいたら、売り上げが伸びて、広告の効果があるのでしょう。引っかかる人がいるということですね。

一般ごみが3割減少 

2026年5月20日   岡本全勝

5月9日の日経新聞に「一般ごみピークから3割減」が載っていました。

・・・家庭などから出た一般廃棄物の2024年度の総排出量は3811万トンで、ピークだった00年度の5483万トンに比べ約30%減ったことが8日、環境省の実態調査で分かった。
人口減やごみ収集の有料化に加え、中古品取引の拡大など生活様式の変化が背景にあるとみられ、12年度以降、過去最少の更新が続いている。政府は、総排出量を30年度に約3700万トンまで減らす目標を掲げており、早期達成に向け、食品ロスの削減や再利用品の活用促進に力を入れる方針だ。
排出量が減る一方、収集や焼却にかかる処理費用は増え続けている。24年度は2兆4489億円で、10年間の増加額は約5千億円に上った。人件費や燃料費の高騰が要因。今後も増える見通しで、住民の負担増につながる可能性もある。

24年度の一般廃棄物のうち、家庭から出た「生活系ごみ」は2637万トンで、全体の約70%を占めた。店舗やオフィスからの「事業系ごみ」は1175万トン。
総務省の人口推計によると、日本の総人口は08年をピークに減少が続き、24年までの間に300万人以上減った。この間、粗大ごみの有償引き取りや、可燃ごみ収集の指定袋導入といった施策が拡大。24年度には市区町村の80%超で有料化を実施した。
フリーマーケットアプリによる中古品の個人間取引、衣服の共有サービスの浸透も削減につながったとされ、環境省は「限りある資源を有効利用する意識が定着しつつある」とみる。

焼却灰などとして埋められた最終処分量はかつて1千万トンを超えていたが、24年度は306万トンまで減少した。処分場が満杯になるまでの期間は24.9年となっている。国内に住む1人当たりが1日に出す量は平均839グラム。都道府県別では京都が736グラムで最も少なかった・・・

今年も人事院初任研修講師

2026年5月19日   岡本全勝

5月19日は、人事院の初任研修講師で、北区西ヶ原にある研修合同庁舎に行ってきました。毎年、呼んでもらっています。
今年は、新規採用職員を各組約120人、7組に分けて行います。去年より、さらに増えたそうです。この研修参加者以外に、中途採用者がいます。

私が担当するのはB組、117人が熱心に聞いてくれました。笑ってほしいところでは笑ってくれて、反応が良いと、話も弾みます。
今日は基調講演(大震災対応)です。若手官僚に期待することも、話しました。質疑も充実していました。将来の霞が関・日本を背負ってくれる、頼もしい若者たちでした。
併せて、事例研究の課題を与えました。彼ら彼女らは18班に分かれて、対応策を考えます。6月4日に、各班が全員の前で発表し、ほかの班からの質問に答えます。

530万番達成

2026年5月19日   岡本全勝

5月19日朝に、530万番を達成しました。6時前に見たら、5299900くらいでした。朝ご飯を食べてから見たら、とっくに超えていました。
たくさんの人に見ていただき、ありがとうございます。毎日2つくらい載せているのですが、たいしたことは書いていませんね。同じようなことばかり。新聞を読まない肝冷斎は、参考にしているようですが。
520万番は3月28日でした。「カウンターの記録、その2

プラスチック文明

2026年5月19日   岡本全勝

5月7日の朝日新聞に「プラスチック文明、自然観まで変えた」が載っていました。

・・・イラン情勢の悪化を受けた石油関連製品の供給不安は、現代文明がどれほどプラスチックに依存してきたかを可視化しつつある。20世紀を通じて日常生活のあらゆる場面に浸透した人工物質は、「夢の物質」や「悪魔の物質」と呼ばれながら、人々の感覚や自然観にも影響を与えてきた。
「プラスチック」は、化学反応によって合成される100種類以上の物質の総称だ。19世紀半ばに米国で発明されたセルロイドや、1907年生まれのフェノール樹脂がその始まりとされる。第2次世界大戦後にポリエチレンなど石油由来のプラスチックが爆発的に普及し、大量消費社会の到来をしるしづける。
木材や陶土などに比べて低コストで、自由自在な造形が可能。鮮やかな色彩や、流線形のデザインをまとった新素材を、当時の人々は「モダン」の象徴として歓迎した。

昨年末に「感覚史入門 なぜプラスチックを『清潔』に感じるのか」を刊行した東京大の久野愛准教授によれば、「科学の力を信奉するモダニズムの時代は、天然素材より人工物の方が優れているとする見方が一般的だった」。
たとえば、戦後に人気を博した食品保存容器「タッパーウェア」は、米国での発売当時、つるりとした手触りやカラフルな見た目が強調され、「39セントのファインアート」と絶賛された。五感に関する特徴では、無味無臭であることもアピール材料になった。都市の近代化においては「におい」の排除が重要視され、食品などを包む透明な容器やフィルムは、その要請に合致し、視覚優位な社会の形成に貢献したとされる。
「新素材の登場は、人々の感覚や感性の再編成を促し、新たな日常として定着していった」と久野さん・・・

・・・しかしオイルショックなどで大量消費に対する反省が広がる70年代ごろから、プラスチックは一転、その「主犯格」として批判を浴び始める。燃焼時に出るダイオキシンの有毒性も知られるようになり、身体や環境をむしばむ「悪魔の物質」と忌み嫌われるに至った。
それでも79年には米国のプラスチック生産量が体積において鋼鉄を追い抜く。遠藤さんは言う。「海底ケーブルの被覆膜、飛行機の翼、人工心臓。今や代えの利かない『物質を超えた物質』となったプラスチックは、現代文明を陰で支えながら毛細血管のように社会全体に浸透した」
日常風景にあまねく埋め込まれた結果、逆にその存在が見えづらくなっているのが現在のプラスチックだ。フランスの批評家ロラン・バルトはすでに約70年前、こうした状況を「プラスチックは使用されたという事実の中に完全にのみ込まれている」との言葉で喝破した・・・

多くのプラスチックが土に帰らず、ゴミとして海を漂い、山野を汚しています。海洋ではプラスチックスープと呼ばれるほど溜まり、誤って食べた生物が死んでいます。マイクロプラスチックは、人体に悪影響を及ぼしているようです。便利なのですが、人類は、とんでもないことを続けています。