JICAサヘル諸国研修講師

今日12月4日は、国際協力機構のサヘル諸国研修の講師に行ってきました。幡ヶ谷のJICA東京です。参加者は、ブルキナファソ、ブルンジ、チャド、コートジボワール、マリ、モーリタニアからの10人です。資料と通訳は、フランス語です。

この内容は「強靱な国・社会づくり研修」で一度経験済みで、今回はそれを基に、焦点を絞って話すことができました。前回は3時間、今回は2時間なので、要領よく話す必要もありました。東洋の貧しい島国が、150年間でどのようにして豊かな国になったか。写真と図表が伝わりやすいです。

120分のうち30分を質疑応答にあてる予定でしたが、冒頭に「途中でも質問してくれ」と言ったら、どんどん質問が出ました。ある研修生が「これでは、講義が進まないので、質問は最後にしたら」と発言するくらいでした。

行政だけでなく、日本社会や経済の問題まで。さまざまな質問が出るので、私のこれまでの知見が役に立ちます。それぞれ簡単に答えるのは難しいのですが、簡潔に話さないと伝わりません。そこで、エイヤッと割り切りって、お話しします。