ぎっくり腰顛末記

恥ずかしながら、体の不具合とそれが治った報告です。人様にさらすような話ではないのですが、記録の意味で書いておきます。私以外にもたくさんの方が経験していて、珍しくないようですが。

11月10日朝に突然、ぎっくり腰になりました。講演の旅先のホテルでです。ベッドから起きようとしたら、腰に激痛が走りました。座ったり立ったりは問題ないのですが、歩くのに難渋しました、足を引きずり、ゆっくり歩くのですが、右の腰と太ももが痛いです。
最初の頃は、寝返りを打つのも無理なときがありました。朝起きると筋肉が固まっていて、歩くと痛みが走ります。しばらく歩くと、痛みが小さくなります。じっと座っていると、筋肉が固まります。
講演や旅行もたくさん入れていたので、足を引きずりながら出かけました。その姿を見た人からは「どうしたのですか」と聞かれ、かくかくしかじかと説明しました。毎晩のように意見交換会を入れていたのですが、食事の途中で屈伸運動をして、固まらないようにしたり。

近年は軽い腰痛が出たりしたので、知人の薦めで、朝起きたときの屈伸運動、職場でのテレビ体操と昼休みの散歩、そして休日の散歩をしていたのですが。この程度ではダメだったと言うことでしょう。右腰とともに左肩が痛かったので、筋肉の平衡が崩れてもいたのでしょう。

24歳と39歳の時に、軽いぎっくり腰もどきを経験しました。1度目は徳島県財政課で、交付税の算定で毎日座りっぱなしで仕事をしたときです。2度目は富山県総務部長になって車がつき、高級なソファーに座ったときです。2度とも、歩くことで1週間ほどで治りました。今回も1週間ほどで治ると思っていたのですが、徐々に良くなったものの、なかなか完治しませんでした。

周囲の人にいろいろ聞きました。ほとんどの人は原因不明、痛み止めはあるが治療薬はなし、運動でいつの間にか治ったとのことでした。整体師に4日間で治してもらった人もいましたが、治療は痛くてたまらなかったそうです。で、その治療法は採用せず。
意識的に体を動かすことで徐々に回復し、3週間で9割方治り、4週間でほぼ完治しました。なので、こんなことを書いていられます。この項続く