東海道新幹線の切符の表記

先日の大阪から帰り、東海道新幹線車内での出来事です。名古屋駅を出発したら、近くの席で2人の人が話をしています。アジアからと思われる女性(Aさん)が座っていて、後から来た日本人女性(Bさん)が「ここは私の席です」と切符を見せています。Aさんも切符を出して、Bさんに見せました。Aさん曰く「あなたの列車はこれではありません。しかも、あなたは浜松に行きますが、この列車は浜松に止まらず新横浜に行きます」と説明しました。どこまで通じたかは分かりませんが、Aさんは困った様子です。車掌さんを呼びに行って、Aさんは自由席に誘導されたようです。

私は、Aさんは困るだろうなあと思いつつ、なぜ間違ったのかと、Aさんの失敗を考えました。自分の切符を出してみると、概略次のような記載がありました。
「11月16日 新大阪(20:33)→東京(22:57)のぞみ58号 5号車6番E」
どこにも英語表記がありません。そのことに、初めて気がつきました。
これじゃあ、外国からの旅行者は困りますよね。彼女が持っていた切符が、私のものと同じ表記だったかは確認できませんでしたが。韓国で列車に乗って切符の表記がすべてハングルでは、私も困ります。新幹線には、たくさんの外国人が乗っています。早く、英語を併記すべきでしょう。

調べると、希望すれば英語表記か併記した切符を買えるようですが、併記した方が便利ですよね。
「・英語を併記したきっぷをご希望の場合は、きっぷうりばの係員にお申し付けください。
・きっぷを指定席券売機でお求めの場合は、最初に「English」ボタンを押し、画面表示を英語に切り替えて操作していただきますと、英語が併記されたきっぷを発売いたします。」