国立公文書館「江戸時代の疫病」

国立公文書館で、企画展「病と生きる―江戸時代の疫病と幕府医学館の活動―」が開催されています。先日見に行ってきたのですが、これは勉強になります。12月17日までです。無料です。関心ある方はお運びください。

庶民も幕府も、病気、特に伝染病にはとても敏感でした。病気によってはかなりの確率で死ぬのですから。今だと「?」と思うような、予防法や治療法もあります。薬も、ええ加減ですね。
歴代将軍が疱瘡にかかった年月も記録に残っています。そして、西洋医学への関心も高かったのです。

展示されている資料には、幕府の文書のほかに、民間の記録や個人の記録もあります。明治政府は、このようなものも集めたのですね。