先日行った「立命館大学法学部「公務行政セミナー」講師」の学生感想文を読みました。講義の数日後に送られてきたのですが、すべてに目を通すのが遅れました。学生たちは、真面目で礼儀正しいですね。
大震災での被災者支援や復興での仕事については、学生たちは小学生低学年だったので、目新しかったようです。それ以上に、反応が良かったのが、公務員や社会人としての経験談と注意点でした。どうしたら悩まなくてもすむか、悩んだときはどうすればよいのか。学生時代やっておくべきことは何か。自分を磨くにはどうしたらよいか。新聞の読み方など。
かつて慶應義塾大学法学部に出講していた時も、そのような話が学生に受けました。そうですね、私の経験からしても、学生時代は何も知りませんでした。この職業に就いてから、さまざまな経験と失敗をして、今の私ができました。「人間修養道場」
私の経験を伝えて、悩む人が少しでも減ったら、うれしいです。『明るい公務員講座』は、その趣旨で書いたものです。