年別アーカイブ:2021年

自分を客観的に見る「自分実況中継」

2021年6月22日   岡本全勝

6月15日の朝日新聞「リレーおぴにおん」、池田千恵さんの「自分実況中継で客観視」から。
・・・私は新卒でベンチャー企業にいたころ、自己評価に比べ、他者評価の低さにストレスを感じていました。そこで早起きを習慣にし、早朝に「ひとり時間」を作って自分を客観的に見つめる方策を取り入れました。すると人生がうまく回り始め、今は起業した「株式会社朝6時」の代表取締役として、コンサルティングや業務改善のための助言や講演、執筆などをしています。

「自分を客観的に見つめる」のは言うほど簡単ではありません。ネガティブな感情に支配されているときはなおさらです。そのためには「言語化すること」が重要だと思っています。
例えば「自分実況中継」です。怒りがわきおこったら、心の中に自分とは別の第三者(アナウンサー)をつくり、その口調で実況中継するのです。
「さあ、池田千恵が怒り始めました。『私が一生懸命なのにあいつは何も分かっていない』と怒りを爆発させています。自分には非はないのか。さあどうするのか」といった具合です。愚痴や文句、独り言とは異なり、アナウンサーのように事態を正確に言語化して伝えるのがポイントです。
ばかばかしくて笑えるのも良い効果ですが、言葉で繰り返すと、自分を怒らせる共通項が浮かんできて、事前に対処できるようになります・・・

私は難しい判断の時に、岡本全勝Aのうしろに岡本全勝Bを置いて、「おまえ、それでよいのか?」と考えるようにしていました。
この方のは、怒りがわいたときなどの対処法です。私は、そのときは指を折ることを繰り返しました。この自分実況中継は、良い方法ですね。続きも面白く、ためになります。お読みください。

流行に翻弄されない衣服

2021年6月21日   岡本全勝

6月13日の読売新聞「あすへの考」は、デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏「ファッション界とニューノーマル「よい装い」紡ぐ持続可能社会」でした。

・・・ここしばらくの間、ファッションは果たすべき使命からかけ離れたものになっていました。装いとは、生活をしやすくし、人々を美しくして、個性を定義するものです。ファッションはそうした使命を失い、単なる商業性や収益性の追求に貪欲に突き進んできました。低品質の物を大量に生産し、消費者が本当に求めている物とは違う方向に走ってきました。
ファストファッションがその原因だとみています。ファストファッションは、流行を追い続けて常に新しい物を買わねばならないという風潮に消費者を巻き込みました。その結果、大量に衣服があふれ、短期間だけ着て捨ててしまう。全くの無駄遣いです。ファッション企業はもっと人間的な尺度で運営され、創造性やよい習慣を促すべきです。持続可能な行動を採るべきです・・・

・・・ファッション業界は今、立ち止まって考える時に来ています。コロナ禍の経験から学び、優先順位を見直すべきです。衣服は美しいと同時に心地よく機能的であるべきです。移り変わる流行に 翻弄されない物を作る必要があります。いつも着ていても長持ちするものを作ることが、ファッション業界が採るべき持続可能な道なのです。
ファッション業界が目指すべき方針は、「生産量を減らし、よりよい物を作る」ということに集約することができます。そのためには、長年の商習慣であるファッション業界の暦を変えなければなりません。
まずはショーの数を減らす必要があります。商品が店頭に並ぶ期間を長くして、販売時期が自然の季節の移り変わりと合うようにするのです。まだ寒いのに夏用のリネンのドレスが店頭に並んだり、暑いのに冬用のコートが売られるようなことをやめるべきです。
無責任な商習慣をやめて無駄を減らし、環境に有害で終わりがない異常な生産サイクルに終止符を打たなければなりません・・・

英単語もどき

2021年6月21日   岡本全勝

先日の昼食時です。あるお店で食事をしたら、近くの席で、中年の男性が二人で話していました。結構大きな声なので、聞こえてきます。AさんとBさんとしておきましょう。

A:彼は良いリソースを持っているんだよな。
B:・・・
A:リソースって、資源のことだよ。彼がいると、職場が明るくなるよ。難しい仕事でも。
B:それって、彼の能力とか性格でしょ。
A:そうだけど。

笑いそうになりましたが、こらえました。

おいしくて安全な浪江町の水道水

2021年6月20日   岡本全勝

福島県浪江町の水道水が、国際的な品質評価機関であるモンドセレクションで『金賞』を受賞しました。「町長の言葉

吉田町長は、次のように話しています。
・・・多くの方々が喜んでくださっているのは間違いありませんが、世間の注目度の高さは「風評」の裏返しという部分もあります。
ご承知の通り、水道水の取水場では放射性物質に対する監視を行い「測定限界値未満」であることを監視(24時間365日)していますし、万一、放射性物質が検出された場合は、自動的に弁が閉まる仕組みとなっておりますので、放射性物質が入った水道水が家庭に送られることはありません。(これまでそうした事態が起きた事はありません)
町では、このように安全性を確保し、水道水を提供しています・・・

一部に風評も残りますが、安全な事実の公表を続けて、理解してもらいましょう。

同居孤独死

2021年6月20日   岡本全勝

「同居孤独死」という言葉を、知っていますか。6月13日の日経新聞が、「同居孤独死 3年間で550人」を伝えていました。
・・・家族などの同居者がいるのに死亡後すぐに発見されない「同居孤独死」が、2017~19年に東京23区と大阪市、神戸市で550人を超えたことが分かった。同居者が認知症や寝たきりのため、死亡を周囲に伝えられない例があるほか、介護していた人に先立たれ衰弱死したケースもあった。全国的な調査はなく、実態はさらに深刻な可能性がある・・・

連載「公共を創る」で孤立問題を書いていて、孤独死と、引きこもりの子どもが親が死んでも関係者にそれを伝えないことも、取り上げたのですが。ここで報告されているのは、同居者が認知症であったり、寝たきりや障害を抱えていること、家庭内別居です。このような事態も増えているのですね。近所やその他のつながりがないことが、このような事態を招きます。