6月12日の朝日新聞が「日本「子ども、生み育てづらい」6割 欧州3カ国と国際調査」を伝えていました。
・・・日本と欧州3カ国で「子どもを生み育てやすい国と思うか」と質問したところ、日本は「育てづらい」との回答が6割を超え、他国より圧倒的に高い割合だったことが内閣府の国際調査でわかった・・・国際調査は5年に1回、少子化対策に役立てるため、内閣府が行っている。今回は昨年10月~今年1月に日本、フランス、ドイツ、スウェーデンの各国で20~49歳の男女を対象に実施した。日本では1400人近くから、欧州3カ国では約1千人から回答を得た。
「子どもを生み育てやすい国と思うか」との問いに対し、日本では「そう思わない」が61・1%を占め、フランスの17・6%、ドイツの22・8%、スウェーデンの2・1%と比べても、ずば抜けて多かった・・・
「令和3年版 少子化社会対策白書」のトピックス「少子化社会に関する国際意識調査について」です。
子供を生み育てやすい国だと思う理由は、調査結果があるのですが、そう思わないという理由は載っていません。ただし、「そう思う」という理由のうち、他国に多くて日本に少ない項目は、次の通り。雇用の安定、柔軟な働き方、職場環境、所得保障、地域や社会の理解です。