低い在宅勤務の生産性、2

12月13日に「低い在宅勤務の生産性」を紹介しました。記事に出てくる、経済産業研究所の調査は、「コロナ危機下の在宅勤務の生産性:就労者へのサーベイによる分析」です。簡単には、「ノンテクニカルサマリー」がわかりやすいです。

在宅勤務の生産性(主観的評価)は、平均値で職場の約60%、中央値で70%です。新型コロナを契機に開始した人の在宅勤務の生産性は平均約58%で、平時から行っていた人約77%に比べて低下が大きいです。
在宅勤務の生産性が職場に比べて低下する理由としては、フェイス・トゥ・フェイスでの情報交換の欠如、自宅の情報通信設備の制約、法令や社内ルールによる制約などが挙げられています。