連載「公共を創る」第65回

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第65回「日本は大転換期―個人と社会をつなぐ付き合い」が、発行されました。
成熟社会での生き方を模索している日本。私生活の問題のうち、今回は前回に引き続き自由時間の使い方と、さらに広げて付き合いの変化と居場所について議論しました。

地縁や血縁の付き合いが、薄くなりました。町内会や商工団体などの中間集団への帰属も、減りました。それは、煩わしい付き合いが減ることなのですが、他方で居場所や生きがいがなくなることです。地縁や血縁に代わる付き合いは、自分たちでつくらなければなりません。