11月4日の日経新聞「挑戦者たち」に、「空き家で自分らしい生き方を 被災地と都市つなぐ」として、合同会社巻組代表の渡辺享子さんの記事が、1面を使って載っていました。
・・・宮城県石巻市。中心部から外れた砂利の駐車場の裏手に木造の平屋建てがある。築年数は推定70年。草が生い茂り、斜面の上にあるため通りかかっただけでは目につかない建物の中で、2人の職人がそれぞれ合板と洋裁による創作活動に打ち込む。
合同会社の巻組(石巻市)は、資産価値がほとんどなくなった空き家を改修し、住居やアトリエとして再生させる事業を手がける。収入が不安定だったり、活動場所に悩んだりしている芸術家や起業家に貸し出し、生活の足がかりを提供する。代表を務める渡辺享子(33)は「空き家を使って新しいライフスタイルをつくり出す」と語る・・・
既に35軒の家を改修し、100人以上に貸し出したそうです。このような発想があるのですね。