連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第47回「日本は大転換期―平成で進んだ男女共同参画」が、発行されました。
平成時代は、昭和後期に比べ、身の回りのものは、そうたくさんは増えませんでした。前回まで、スマートフォンやコンビニエンスストアが便利になったことを取り上げました。今回取り上げたのは、男女共同参画です。これは、行動や意識の変化です。写真に撮ることができません。しかし、平成時代に大きく変わったことの代表だと、私は考えています。
昭和憲法に男女同権がうたわれましたが、家庭でも会社でも、男尊女卑は続いていました。法律に書いただけでは、意識も実態も変わらないのです。それが、この30年で大きく変わりました。
多くの男性は、その変化に戸惑ったのではないでしょうか。私もその一人です。戦前育ちの両親の元で、夫が主で妻はついてくるものだと思っていました。
キョーコさんに、身をもって、男女同権を教えてもらいました。もっとも、家庭では、男女共同参画までは至っていません。会社でも、若い時は「昭和の働き方」でしたし。反省。