長年使っていた湯飲みにひびが入ったので、新しいのに取り替えました。かつて講演に行ったときに、お土産にいただいた夫婦茶碗があったので、それを出しました。
その夫婦茶碗は、当地の名物の焼き物です。いただいたときに(箱に入っているので中身を見ずに)、「大きさは同じですか。大小があるのですか」と聞いたら、「大小があります」との答えでした。「男女共同参画の時代に、同じ大きさでないのは、時代遅れですよ」と申し上げました。
使おうと思って箱から出したら、確かに2つの大きさが違います。黒っぽいのが小さくて、赤いのが大きいのです。で、小さい方を私のにしました。最近の夫婦茶碗は、女性上位になっているようです。
それとも、わが家の力関係を知っていて、この組み合わせを選んでくれたのでしょうか。まさか。
赤いのを女性用と決めるのが、間違いかもしれませんが。そのように、なじんでいます。公共のお手洗いなども、そのような表示ですよね。