冬の浜通り

今日は、いつもの8時8分東京駅発の新幹線で、福島へ。途中、うっすら雪化粧の山々を見つつも、福島駅の周辺は雪はありません。こんなに雪が降らなくて、大丈夫でしょうか。

午後からは、現場視察へ。町村長らと、現場を見ながら、次の策を議論。関係者の頑張りのおかげで、一定程度の暮らしは戻っています。しかし、まだまだです。次に向かって、働く場や農業の再開などが課題です。

原発事故によって、きれいなふるさとを汚してしまったこと、平穏な暮らしを壊してしまったことの「罪」を、目の当たりにします。
関係者は、必死の思いで、ふるさとを取り戻そうとしています。その要求や悲鳴に対し、「これまでの制度にないから」では、政府が拒否する理由にはならないのです。東電と政府が起こした事故と、自然災害とは違います。