1月5日の日経新聞、連載「逆境の資本主義」は、グレアム・アリソン、ハーバード大学教授のインタビュー「国家主導でも高度な発展証明」でした。
「中国政府の『政党指導の資本主義』が、貧困の激減など経済発展の面で大きな成功を収めてきたのは明白だ。(改革開放が始まった)40年前から、政党が指導する市場経済は他の経済システムよりも高度で持続的な発展をなし遂げてきた」
「中国の成功が意味することは、自由資本主義も含めて全ての市場経済はその国の政治による統治のうえに成り立っているということだ。政治による管理が経済発展などにプラスだと判断すれば、管理強化に向けた動きが加速するのは自然だ」
「『経済発展には個人の自由が不可欠だ』と長年言われてきたが、中国は必ずしもそうではないことを証明している。」