原稿は続くよどこまでも~

連載「公共を創る」の執筆を続けています。なかなか集中力が続かず、少しずつ書いて積み上げています。新幹線の中はもちろん、朝早起きしたり、夜異業種交流会の後にと、少しずつ書いています。楽天イーグルスの調子が悪いのも、良くないですね。

全体構成で言うと、第1章1と2は脱稿し、順次掲載されています。ここまでは、私の経験であり、文章にまとめたこともあります。また、その後も、講演会などで話をする際に考えを整理しているので、使える元があります。

第1章3から、1と2を基に考察に入っています。理論編です。これは、難しいです。慶應大学での講義などを踏まえて、書いています。しかし、「未知への挑戦」の部分もあり、難渋します。
自信が無いところは、その分野の専門家に意見を聞きます。できた原案は、右筆に見てもらって、手を入れてもらっています。文章にしてみて、「私の言いたかったことはこれだったんだ」と思うことがあります。考えが整理できたと言うことでしょう。

私の執筆は、『明るい公務員講座 仕事の達人編』に書いたように、いつもブロックの積み上げ方式です。しかし、どのように並べたら、読者にわかりやすいか。論旨が通るか。これが難しいですね。一つの素材が、いくつかの章に関係します。どこで取り上げるのが良いか、悩みます。
時に、いろんなことに発想が及びます。「あれも書いておこう、これも書こう」とです。でも、話題を広げすぎると、趣旨がぼけてしまいます。で、せっかく書いた文章を、泣く泣くばっさり削除します。
この項続く