今日は、第5回トーキョー会議に行って、冒頭挨拶をしてきました。この催しは、在日の留学生を中心とした、討論の場です。今回は、外国人をどのように日本社会に受け入れるかを議題に開かれました。
「国内派」である私がこのような国際関係の会議で話すのは、と躊躇したのですが。議題が、外国人の日本社会への受け入れなので、それなら私も話すことができるとして、お引き受けしました。
先般も書きましたが、日本は外国人労働者受け入れへ、大きく方針を変えました。法務省に、その担当組織をつくりますが、そこは日本への受け入れ窓口です。日本に入ってからが、課題になるのです。
外国人労働者は、職場にばかりいるのではありません。買い物をして、病院にも行き、ゴミ出しルールも守ってもらわなければなりません。日本社会に受け入れるには、地域社会へ受け入れる必要があります。それは、町内会であり、市町村役場です。すると、総務省の役割が大きくなると思います。
麻生内閣の時に、定住外国人対策室をつくりました。この施策が、今後大きく発展することになります。後輩たちの活躍に期待します。
参考「外国人の受け入れ、地域での共生」「移民の受け入れ」
聴衆は留学生が多いので、私の話の概要(項目)をスクリーンに投影できるように、事前に準備しました。主催者は、さらにそれに英語を併記してくれました。
そして、ゆっくりと話しました。私の意図は通じたと思います。もっとも、私の訴えは、彼ら留学生でなく、日本の皆さんに伝えなければならないのですが。