原子力規制委員会が、福島県内に設置している放射線量計の台数を縮小することを決めました。朝日新聞の記事(3月21日)を引用します。順次、平常に戻りつつあるしるしです。
・・・原子力規制委員会は20日、福島県内の小学校や公園などに設置している放射線量計約3千台のうち、空間線量が低い地域の約2400台を減らす方針を決めた。東京電力福島第一原発事故から7年が経ち、除染が進んで線量が目安の毎時0・23マイクロシーベルトを下回る地点がほとんどとなったほか、線量計の耐用年数が迫っていることなどから、配置を見直す。原発周辺の線量計は維持する方針だ・・・
・・・維持に年3億6千万円かかっているほか、地元住民からは「線量計があると、ここは線量が高いのかと思われる」といった声が出るようになったことから、3年かけて600台規模まで減らすことにした・・・