3月10日の日経新聞が、「被災企業 一括支援が効果」を書いていました。東日本大震災で新設した、「中小企業グループ化補助金制度」です。
・・・東日本大震災で、国が被災企業に資金を支援する補助金が復興を後押ししている。日本経済新聞社の調査では受給した9000以上の事業者で破綻したのは一部にとどまったことがわかった。被災企業がグループを組んで再建する場合に補助する震災後に新設された制度で、地域経済の再建を下支えしている・・・
延べ9,419事業者に、4,650億円の補助をしました。そのうち破産・廃業は61事業者、0.6%です。他方、3県には10万社弱の事業者があり、この間の倒産は1,099県で、1.1%が倒産しています。「グループ化補助金は被災企業の破綻を大幅に抑えた」と記事は評価してます。原文をお読みください。
しっかりした分析の良い記事を書いてくださって、ありがとうございます。
とかく役所は「これをします」とは発表するのですが、「その結果、これだけの効果がありました」と分析するのを怠るのです。