連載「明るい公務員講座・中級編」を書くために、川村隆・元日立会長の『100年企業の改革 私と日立』(2016年、日本経済新聞出版社)を読みました。川村さんが、日経新聞「私の履歴書」に書いておられた「純粋培養を尊ぶ時代は終わった」を、引用しようと思ったのです。
「そういえば、単行本になったなあ」と思いだし、アマゾンで探して購入しました。「私の履歴書」に書いておられた一節は、そのままこの本にも収録されていました。
さらに、同じ著者の『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いたやり抜く力』(2015年、角川書店)も読みました。一企業としては歴史に残る赤字を出した老舗の巨大企業を、子会社から復帰して、数年でV字回復させました。どのようなことを考え、どのようにされたのか。先達の言葉は、勉強になります。