雇用者数は増えている

1月8日の日経新聞「雇用 4年で250万人増」が、興味深い分析を載せています。詳しくは記事を読んでいただくとして。
1 日本の雇用者数は、2012年12月からこの4年間で、250万人増えています。人口が減少しているのですが、働く人が増えているのです。それは、女性と60歳台です。
2 増加したうち170万人が女性で、40~59歳の女性が130万人増えています。25~39歳の女性も増えていて、M字カーブは解消しつつあります。記事のグラフをご覧ください。
3 65歳以上の雇用者は男性で100万人近く、女性も60万人増えています。60~64歳男性の労働力率は8割近くで、65~69歳も5割を超えています。60歳台の人も多くは働いているということです。

働きやすくなったという面と、働かざるを得ないという両面があると思います。また、この数字だけでは、正規非正規の問題は見えません。