アドラーの心理学、今日は劣等コンプレックスと優越コンプレックスから脱却する方法について。テキストp52~。
・・・劣等コンプレックスや優越コンプレックスから脱却するためには、まずは今、自分が優越性についてどう解釈しているかを意識化することが必要です。自分では正しい優越性の追及を行っていると思っていても、実は間違っているケースが非常に多いのです。
多くの人が陥りやすい間違いの一つは、優越性の追求を「競争」だと思ってしまうことです。私たちは普段、競争社会で暮らしているため、ともすると優越性の追求を「他者よりも優れていようとすること、他者を蹴落としてまで上に登ろうとすること」と考えてしまいます・・
・・しかし、アドラーのいう優越性の追求とはそういうものではありません・・
・・健全な劣等感とは、他者と比較して自分が劣っていることで感じるものではなく、理想の自分との比較の中で生まれるものであり、健全な優越性の追求とは、先に引用したアドラーの言葉を使うならば、自分にとっての「マイナス」から「プラス」を目指して努力するということです・・・
・・・アドラーは、人間の悩みはすべて対人関係の悩みであると考えていますが、対人関係の軸に「競争」があると思っている限り、人は対人関係の悩みから逃れることはできません・・・
劣等コンプレックス、優越コンプレックスがある人の問題は、自分のことだけを考えて生きているという点にあります。自分を大きく見せようとする人は、他者を意識しているように見えますが、他者から認められたいと思っているということなので、自分のことしか考えておらず、他者のことを考えていません・・・
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企業の復興支援の記録と整理
Google株式会社が「東日本大震災オープンナレッジ」(「未来への学び」ウェブサイト)を公開しました。東日本大震災の復旧・復興支援に携わった企業から提供された経験や知見を記録、公開、共有することを目的としています。(発表資料)。マネジメントの方法や、社内の巻き込み方、地域との関係構築の方法が、公開されているようです。ありがとうございます。
・分野別目次 ・企業別目次
企業の貢献については、『東日本大震災 復興が日本を変える』第2章で、藤沢烈さんが分析しました。グーグル社のこのページは、事業一覧(電話帳)としての役割を果たします。今後、ほかの社の記録も集めて、事典になることを期待します。このような記録は、広く集めることと、使いやすいように分類整理することが肝です。
5周年記念、イベントへの出演
今日は、日本プレスセンターで、「スマイルとうほく」の「震災5年復興提言シンポジウム」で基調講演。これまでの5年間で成し遂げたことと、これからしなければならないことを、お話ししました。岩手県と宮城県では、住宅再建のめどがついたのですが、産業の再生とコミュニティの再建が課題です。今日の観客は民間の方が多いので、その支援や行政との連携をお願いしました。この企画は、被災3県の地元紙が続けている、復興支援です。
目利きができる人とできない人
先日紹介した「日本百貨店」(2月28日の記事)。
ある人に言わせると、「目利きができる人と、できない人の差」とのことです。お金を持っていても、自分で品質を判断できない人は、高級百貨店でものを買います。それが、百貨店の信用力です。他方で、自分で品質を判断できる人は、高いお金を払わずに、よい品物を選びます。納得。私の若い頃に、家具屋さんに聞いた話です。事務所用の応接セット。なかなか売れないときには、値段を上げるのだそうです。そしてお客さんに、「こちらの方が高級ですよ」と勧めると、売れることがあるです。
とはいえ、食品にせよ衣類にせよ、なかなか目利きになることは難しいです。その際に、かつては、百貨店が一つの「保証」でしたが、もう一つの保証は「口コミ」です。「知っている人に勧められた」です。最近はインターネットで便利になり、情報を集めやすくなりました。もっとも、ええ加減な情報もあるので、そこは要注意です。信用できる人の話かどうか。日本百貨店の設立者の意図が、ホームページに詳しく載っています。ぜひお読みください。
5周年、報道の特集
3月11日が近づき、各マスコミが復興報道に力を入れています。各紙が特集を組んでいます。現地を取材した客観的な報道が多く、ありがたいことです。時事通信のインターネットニュースのサイトでも、東日本大震災の欄が、一番上(注目の予定の次)に作られたようです。