目利きができる人とできない人

先日紹介した「日本百貨店」(2月28日の記事)。
ある人に言わせると、「目利きができる人と、できない人の差」とのことです。お金を持っていても、自分で品質を判断できない人は、高級百貨店でものを買います。それが、百貨店の信用力です。他方で、自分で品質を判断できる人は、高いお金を払わずに、よい品物を選びます。納得。私の若い頃に、家具屋さんに聞いた話です。事務所用の応接セット。なかなか売れないときには、値段を上げるのだそうです。そしてお客さんに、「こちらの方が高級ですよ」と勧めると、売れることがあるです。
とはいえ、食品にせよ衣類にせよ、なかなか目利きになることは難しいです。その際に、かつては、百貨店が一つの「保証」でしたが、もう一つの保証は「口コミ」です。「知っている人に勧められた」です。最近はインターネットで便利になり、情報を集めやすくなりました。もっとも、ええ加減な情報もあるので、そこは要注意です。信用できる人の話かどうか。日本百貨店の設立者の意図が、ホームページに詳しく載っています。ぜひお読みください。