年別アーカイブ:2016年

社会主義国家日本

2016年7月20日   岡本全勝

日経新聞7月17日「日曜に考える。激動人民元」、凌星光・中国社会科学院研究員の発言。凌さんは東京出身、一橋大学を中退後、新中国へ帰国し、研究者として活躍します。1978年、中国社会科学院の日本経済研究グループ長に就任し、翌年、視察団として日本を訪問します。そのときの感想です。
・・・これこそ中国が求めている社会主義だと思った。高度成長で貧富の格差が縮小し、社会保障制度が整い、社会のモラルが高かった。日本は資本主義の国だが社会主義的な要素が多く、中国の改革は日本に学ぶべきだと訴えた・・・

日本のリベラル勢力、その限界

2016年7月20日   岡本全勝

朝日新聞7月16日オピニオン欄「瀬戸際のリベラル」、浅羽通明さんの発言から。
・・・思えば明治の昔から、日本のリベラル勢力は、有権者と向き合った等身大のところからビジョンや政策を立ち上がらせる姿勢に乏しい。ボトムアップが少なすぎる。
リベラルの提言は、二大政党制とか「デモのある社会」とか、いつも外国にあるお手本を持ってきて振りかざす。トップダウンなのです。要は上から目線の秀才たちが左翼やリベラルとなり、欧米を追い風に自らを支えてきたわけ。
終戦後、占領軍による民主化と日本国憲法という予想外に強い追い風を得た彼らは、ずっとその残光にすがってサバイバルしてきました。与党を攻撃するにも、ただただ「違憲!」という葵の御紋を突きつけるワンパターンへはまっていった。楽ですが、思考停止です。憲法に頼ってばかりだと、経済や安全保障の現実的政策を生みだす能力が劣化してしまう・・・

イギリス、EU離脱国民投票の意味

2016年7月20日   岡本全勝

朝日新聞7月14日オピニオン欄「英国、欧州、そして世界」、オックスフォード大学教授のティモシー・ガートン・アッシュさんの発言から。
・・・この国がいかに分断されているか。(国民投票の)6月23日に、分断を覆い隠していたカーテンが一気に引きはがされたのです。スコットランドとイングランド、富裕層と貧困層、北部と南部、高学歴が残留で、低学歴が離脱・・・。私の息子たちは30代ですが、父親世代が我々の未来を奪ったと怒っています。この分裂と怒りを克服するために、この先2、3年はかかるでしょう・・・

「そもそも英国は、欧州なのでしょうか」という問いに対して。
・・・最古の世界地図といわれるプトレマイオス図の中世版(15世紀)以来、英国は常に欧州の一部として描かれています。日本がアジアに居続けているように。
問題は地理的、歴史的、文化的に帰属するかではなくて、特定の政治目標を共有するかどうか、ということなのです。アジアとの決定的な違いはそこにある。アジアには一つの政治目標はなく、中国によるアジア観、米国によるアジア観などが混在しています。
欧州は、世界で最も政治経済的な統合が進んだ地域であり、統合が欧州全体の政治目標です。だから問題は、英国が帰属するかどうか、ではなくて、統合の動きが前進するか、後退するかです。第2次大戦後以来の欧州統合の動きは、いままさに後退しはじめたといえます。それは世界にとって極めて深刻な状況です・・・

外出着

2016年7月18日   岡本全勝

暑い日が続いています。3連休、いかがお過ごしですか。私は、家ではバミューダショーツ、ポロシャツで過ごしていますが、外に出るとなると、そういうわけにはいきません。ちょっとした外出やクールビズ用に、ちょっとおしゃれに、別名「ちょい悪親父風」に挑戦中です。キョーコさんに笑われつつ、指導を受けて。
パナマ帽は、ツバが狭いのに替えました。広いのは、麦わら帽子に近く、「セミ取り網を持った少年」になるのです。明るい半袖シャツ、白に近い細身のズボン、茶色の遊び靴・・・。これまで、職場でも休日でも、紺と白を基調にしていたので、なかなか慣れません。
「それも似合うよ」と、キョーコさんに言ってもらい、ひとまず合格。ちょい悪親父には、なれませんがね。苦笑。
ところで、困るのが、鞄です。上着を着ないとなると、名刺入れ、携帯電話、財布、小銭入れ、鍵と、小物を入れる場所がないのです。ズボンのポケットが膨らむのは嫌だし。肩掛け鞄を使っているのですが、どうも様になりません。
小物入れ(ポーチ)は紐がついていないので、手で持たなければなりません。これは不便です。どこかに置き忘れる自信があるし。デパートで聞いても、肩掛け鞄(ショルダーバッグ)しかないようですね。鞄部分が腰に来るか、背中に来るかの違いくらいです。何か良いものがありませんかね。

連載執筆、第2章完結

2016年7月17日   岡本全勝

連載「明るい公務員講座」の第2章第4節4「人生は最大の企画」を書き上げました。先日、原稿に右筆が手を入れてくれたので、それを参考にもう一度読み直し、手を入れました。なかなか時間がとれないので、早起きしてせっせと頑張りました。自分で自分を褒めてやりたい(苦笑)。
1万2千字、400字詰め原稿用紙では30枚、印刷にすると7~8ページでしょうか。活字になるのは、9月ですね。
これで第2章が終わり、初級編は完結です。昨年の夏から取りかかり、約1年かかりました。よく書き続けたものです。当初は2~3か月で終わると思っていたのですが。でも、まだ書き残したことがあります。管理職の心得は、中級編に先送りしてあるのです。