12月22日に、新年度予算案が決まりました。「復興庁ホームページ」、「4分野のポイント」。
復興庁予算は1兆8千億円と、今年度当初予算(2兆4千億円)と比べ、6千億円減っています。これは、これまで大きな割合を占めていた災害復旧工事と除染事業が減ったからです。概要の3ページをご覧ください。6年経って、これら工事がピークを越えました。そして、予算総額の半分0.9兆円が、福島の原発からの復興になっています(概要の12ページ)。
予算からも、復興の進捗状況が見えます。津波からの復旧が順次完成しつつある一方で、福島の復興はまだまだです。
進捗に従って、新たな課題が見えてきます。そこに力を入れます。「新たな課題への対応」に、整理してあります。またその2ページ目に、原発被災地域の復興支援を見やすく整理してあります。わかりやすい資料です。ご覧ください。
復興庁は、仕事も予算も、「前年通り」が通用しません。予算も、増えることが善ではなく、一日も早く完成して、地元の人に喜んでもらうことが良いのです。