今日12月26日は、南相馬市役所まで、市と県と国との協議に行ってきました。7月に一部地域(小高区)の避難指示が解除されたのですが、その後の復興の課題を検討するためです。
原発避難指示区域は、まずは避難指示を解除することに力を入れていました。おかげで、一部困難区域を除いて、順に解除が進んでいます。しかし、それは住民が戻れるようになったと言うことで、地域の復興の視点からは出発点に立ったと言うことです。
放射線への不安の解消、生活環境整備、産業振興など、ゼロからのいえマイナスからの再生です。病院、買い物、交通が戻らないと、暮らしていけないのです。そして住民に戻ってもらう、さらには新しく人を呼び込むためには、教育と産業が必要です。
すでに1200人の住民が帰還しておられます。常磐線が南相馬市内から仙台まで開通しました。仙台まで1時間20分で行けます(福島市までは車で1時間半はかかります)。来年4月には学校も再開します。課題は、市役所が良く整理されているので、一つずつ解決していきましょう。