沙羅双樹の寺として有名な、京都・妙心寺の東林院で、今年も「沙羅の花を愛でる会」が開かれているそうです。読売新聞ニュース。きれいですね。こちらのページもどうぞ。
我が家の夏椿は、東林院のものとは比べものになりませんが、たくさんの花を咲かせてくれました。でも、昨日の2輪を最後に、今年の花は終わったようです。
月別アーカイブ: 2015年6月
政治意識世論調査
オーダーメイドの帽子
ある方の紹介で、夏用の帽子をしつらえました。これまでは、デパートで既製品(輸入品)を買っていたのです。いきさつがあって、今回はオーダーメイドです。
頭を採寸してもらい、形と素材と色を選び、その他のデザインなども、店主と相談しながら決めました。といっても、私は詳しくないので、店主にほぼお任せです。
できあがったのを見ると、きれいな色で(紺なのですが、表現しにくい輝きのある紺です)、キョーコさんにも、誉めてもらいました。当然ながら、頭にぴったり合います。靴と同じで、サイズが同じでも会社や形によって、微妙に大きさが違うのです。既製品でぴったりくるのを探すのは、結構難しいのです。
銀座ボーグというお店で、愛好家には有名な店だそうです。値段も既製品を買うのと、そう変わりませんでした。また、修理もしてくださいます。今かぶっている夏用帽子のつばに、変な癖がついていたのですが、それも直してくださいました。ありがとうございます。
直射日光の強い夏の日は、パナマ帽がお薦めです。散歩や遊びの時は野球帽でよいでしょうが、上着を着た場合やちょっとした外出の時には、野球帽やゴルフ帽子とはいきません。すると、パナマ帽になるのです。例えば、ボルサリーノ。もちろん、もっとお手軽な値段のものもあります。
復興の後期5か年事業計画
今日、自民党と公明党の復興加速化本部で、「後期5か年の事業計画」を説明しました。ポイントは、次の3つです。
1 事業費見込みは、6.5兆円。前期5か年とあわせて、32兆円です。p1。
2 その必要財源。これは財務省が手当してくれました。p2。
3 復興特別会計で行う事業、そのうち地方負担を求めるものの振り分け。これは6月3日に公表したものを、要望を受け少し修正しました。p3。
4 見守り経費なども、継続することとしています。p4。
この案で、自民党、公明党とも、了承いただきました。特に、自民党の加速化本部では、出席議員から感謝の言葉をいただきました。もちろん、被災地で地方負担を求めるのですから、皆さん諸手を挙げての賛成ではありません。知事や議員さんからも、「もっと地方負担を減らして欲しい」との要望を受けています。
竹下復興大臣と考えた結論は、他の県の事業と公平を保つためにも、負担は求める。しかし、被災自治体が負担できる範囲内であること、また計画された事業は遅れを出さずに完成させることでした。
これまでの災害復旧や、同じ事業の他県での負担と比べると、今回の案は、かなり被災地に配慮したものだと考えています。主な事業は全額国費で行い、地方負担を求める場合も通常自治体が負担する額の20分の1にとどめました。6.5兆円の事業費に対して、自治体負担は220億円と推計しています。
それだけ、被害が大きかったのです。他方で、この財源は、国民の負担、所得税にあっては25年間にわたっての増税をお願いしています。納税者にも、説明できるものでなければなりません。
私たちの苦労は、筋を通すことと、被災地の実情に応えること。この2つを両立させることでした。すると、結論だけでなく決着に至までの過程、関係者の理解も重要でした。この後、政府の決定とする手続きと、関係自治体への説明が必要です。
五百旗頭先生の復興評価
6月18日の毎日新聞、五百旗頭真・前復興推進委員長の連載は、「違い見えた復興過程」でした。
・・・福島県の避難指示区域は別として、津波被災地の情景は、3県で通じるものがある。大震災後の5年間を国は「集中復興期間」と称したが、復興がいっこうに本格化しない、遅すぎるのではないか、それが昨年のある時期までの実感であった。ところが、多くの地では昨年中に新しいまちづくりが動きはじめ、「集中復興期間」の最終年度となる今年、東北被災地のまちというまちが大土木工事で雄たけびをあげている・・・
・・・宮城県被災地を訪ねて、あい似た境遇なのに、リーダーシップや復興方針により異なる復興プロセスをたどるケースが少なくないことを知った・・・・・・強い個性的なリーダーが危機の瞬間にいかに貴重か。たとえば福島県相馬市の立谷秀清市長の発災時の応急対応から今日の復興に至るまでの水際立った手腕を見れば、そのことは明らかである。ただ、洞察力豊かなリーダーシップが強引なリーダーシップに転ずる時、逆効果を招く。岩沼市の隣の名取市は・・・
ぜひ、原文をお読みください。