文春ムック『高倉健』(2015年、文藝春秋)を紹介します。尊敬する先輩である岡本行夫さん(外交評論家)が、贈ってくださいました。行夫先輩は、健さんと交友があり(これはびっくり)、この本に寄稿しておられます。内容は読んでもらうとして、こんな人間関係があるのかと、感激します。そして、行夫先輩の凜とした文章にも、引きつけられます。私が下手な文章で紹介することが、はばかられます。ぜひ、原文をお読みください。
私は、高倉健さんの映画を見たこともなく(というか、映画一般を見ないので)、そのお人柄も知りませんでした。しかし、この本を拾い読みするだけで、すごい人だったんだなと、驚きます。観客に感情移入させるだけの演技は、うわべだけではできないのでしょう。本物のすごみ、そして気配り。それを、ひけらかせずに行う。なかなかできないことです。
月別アーカイブ: 2015年2月
宣伝、中華料理店
スイカの売れ行き予想、3
新しい東北、代表事例集
福島特措法改正案、国会提出
今日17日、福島特措法改正案を閣議決定し、国会に提出しました。国会提出って、現場を見た人は少ないでしょう、内閣の職員が衆参両院の事務局に届けるのです。朝の閣議で決定して、届けは夕方になりました。
「概要」にもあるように、町内復興拠点を作る制度と交付金が主な内容です。福島県の要望を受けたものです。2枚目に、想定している事業か所の地図を付けてあります。大熊町は、町の中心部が当分の間は帰還できない放射線量の高い地区です。そこで、放射線量の低い地域を除染して、復興の拠点となる街をつくろうというものです。町長の考えを基に、関係者が知恵を出しました。
この地区の外れには、東京電力が給食センターを建設中です。旧第一原発では廃炉作業が続いており、今も毎日6千人もの作業員が働いています。しかし、給食設備がなく、コンビニ弁当のような物ですませています。この地に給食センターができれば、もっとよい物を食べてもらえます。このように、大熊町に復興拠点を作ることは、ある程度の需要があるのです。この内容をご理解いただき、法案を通していただいて、建設に着手したいです。