復興庁では、福島県と町村と一緒に、原発事故で避難区域になっている町村の住民に、帰還の意向などを調査しています。
福島県双葉町と大熊町の住民への調査で、「戻らない」と答えた人が去年より10ポイントほど減り、50%台になりました(NHKニュース)。これまでは3分の2の人が戻らないと答えていましたが、半分強に減ったのです。その理由として、復興の構想を示したことや、大熊町では復興拠点の整備が始まるなどによって、住民の意識が変わったのではないかと推測しています。もっとも、帰還すると答えた人は1割強で、厳しい現実に変わりはありません。