帝国データバンクが、東日本大震災の影響で倒産した企業件数を発表しました。昨年に続く調査です。
それによると、累計で1,485件。阪神大震災(3年間で394件)の約3.8倍です。負債総額は1兆4,627億円で、阪神大震災関連倒産」の約13倍です。
原因別では、社屋の倒壊や津波による浸水被害などの「直接的被害」を受けた倒産は、133件(9%)。「間接的被害」を受けた倒産は、1,352件(91%)です。「間接的被害」の内容は、「消費マインドの低下」が808件(54%)、物流網の混乱による調達難などの「流通の混乱」が113件(8%)、工期や納期の延期などの「生産計画の変更・頓挫」が94件(6%)です。