今日は、復興推進委員会委員のお供をして、福島県に視察に行ってきました。郡山市の子供室内遊戯施設、帰村して復興を進めている川内村、先日、警戒区域が見なおされ一部地域が立ち入り自由になった富岡町です。
ペップキッズ郡山は、スーパーマーケットだった建物を改装して作った、子どもの遊び場です。郡山市をはじめとする福島県中通り地方は、原発事故の影響で、子どもが屋外で遊ぶことができませんでした。現在はその制限は解除しているのですが、まだ心配な方も多く、屋内で遊ぶところが必要なのです。
小さな子どもたちにとって、この時期に体を動かして遊ぶことが、体や動作、そして忍耐力や人間関係を作るとって重要です。家の中にいるだけでは、テレビゲームをして、おやつを食べて太ってしまいます。私たちが子どもの時、普通に遊んでいたことが、重要だったのです。その普通のことが、この子たちはできません。
ただし、このことは、程度の差はあれ、今の全国の子どもたちに言えることです。学校の校庭を開放しているだけでは、小さな子どもは遊びに行きません。体育館を作っただけでもダメです。子どもと親が、「行こう」という気になるような場所でなければならないのです。菊池信太郎先生のインタビュー。
ここは、施設を作り遊具を置いているだけでなく、指導員がいます。今日も、大勢の親子、あるいはお爺ちゃんと孫らしい人たちで、大賑わいでした。
3月に復興推進員のメンバーが入れ替わったので、新メンバーでは初めての現地視察でした。私も、3月は視察がなかったので、久しぶりの現地でした。
三春町の近くを通ったのですが、もちろん滝桜は見ることができませんでした。しかし、車窓から、あちらこちらに桜、しかも枝垂れ桜を見ることができました。