今日は、福島市で、「原子力被災自治体、福島県と国との意見交換会」と「原子力災害からの福島復興再生協議会」と、会議を2つ開催しました。前者は被災12市町村と県と国との会議で、後者は県と各種代表との会議です。
新政権になって、初めての会合で、さまざまな意見が出ました。初めて国と福島県との協議会を開いたのは、平成23年8月でした(2011年8月27日)。当時、市町村や県の国に対する不信は強く、意思疎通がうまくいきませんでした。そこで考えたのが、この協議会です。その後、法律で根拠を置きました。
あれから1年半が経ち、いくつかの項目は進みました。また、何が課題かを、お互いに議論できるようになりました。当時の厳しい雰囲気を思い出すと、感慨無量のものがあります。ありがたいことです。もちろんまだまだ復旧は進んでおらず、除染、賠償、復旧、帰還への準備と、しなければならないことばかりです。しかし、課題が明確になってきているので、手を打つことができます。