今日は、復興大臣のお供をして、福島県いわき市と須賀川市に行ってきました。新型の「スーパーひたち」に乗ってです。これまでのコブラのような車両も格好良かったですが、新しい車両も格好良いです。もっとも、乗っている限りでは、外観は見えませんが。
岩手、宮城両県の津波災害と、福島県の原発事故災害に隠れていますが、いわき市の地震災害も、大きかったのです。さらに、いわき市には、原発避難区域から、2万3千人もの人が避難しています。双葉郡にあっては、7万人のうち2万2千人がいわき市に仮住まいしておられます。すなわち、約3割の人が、いわき市におられます。住宅、医療、介護、ゴミ処理、教育などを、いわき市に引き受けてもらっています。ありがたいことです。これまでは緊急避難でしたが、これからは、帰還がいつになるかを見越して、対策を打つ必要があります。
また、須賀川市も、地震による被害が大きかったです。大きなため池が決壊しました。市役所は、破損がひどく、危険建物になって、立入禁止です。許可を得て入りましたが、鉄筋コンクリートの鉄筋がむき出しになり、ぐにゃっと曲がっています。これで、けが人が出なかったことの方が、不思議なくらいです。