今日は、福島県郡山市での、原発事故市町村との意見交換会に行ってきました。菅総理、細野原発事故担当大臣、平野復興担当大臣らが、出席しました。片山総務大臣主催の会議が、これまで3回開かれました。それを入れると、今回は4回目になります。今週は、月曜日と土曜日に福島県に行ったことになります。
原発事故で避難した人たちは、まだ帰宅のめどが立ちません。そこが、地震津波による避難と、違うところです。原発は、次第に冷温化しているようです。安定化すると、被災地の放射線量を量って、帰宅できるかどうかを調べることが可能になります。しかし、それには、まだ時間がかかりそうです。
今日は、12市町村の首長と議長さんから、意見を聞きました。いつになったら、帰宅できるのか。放射線に汚染された土壌は、どのようにしてきれいにするのか。子どもたちが帰るには、どの程度の放射線量なら安全なのか。帰宅しても、働く場がなければ、町は成り立たない。住民の健康診断を続けて欲しい。などなど。大変なご苦労を、おかけしています。
復旧・復興には、インフラ整備だけでなく、働く場、教育と社会保障といった安心の3つが必要だということを、痛感しました。