今日は、山梨県市町村職員研修所まで、講演に行ってきました。連続講座「地域力創造と地域おこしのヒント」の、一コマを担当しました。椎川忍総務省自治財政局長(前地域力創造審議官)の肝いりで、2日間にわたって開かれています。ほかの講師は、菅原文太さん、安田喜憲先生です。夏休み最後の土曜日なのに、250人を超える人たちが、集まってくださいました。ありがたいことです。
私の講演は、地域からというより、日本の地域社会の課題を、歴史的に、また経済的、国際的に位置付けて、なぜ日本の地方行政が成功し、そして停滞しているかを解説しました。そして、これからの地方公務員は、何をしなければならないかも。
例によって、笑えるが、暗くなる話です。でも、これまでのやり方が通用しなくなっているのですから。その困難な条件を、理解してもらわなければなりません。放課後の懇親会で、何人もの参加者から、「厳しいですが、その通りですね」との声を、かけてもらいました。
17年前に、交付税課に派遣されていて、苦労をかけた県職員が、迎えに来てくれました。立派になっておられます。ありがとうございました、神宮司さん。