今日は、お誘いを頂いて、奈良薬師寺の村上定運師のお話を、聞かせてもらいました。名刺を交換すると、私の高校の後輩で、昭和60年生まれとのこと。ということは、25歳ですか。薬師寺の東京別院におられて、早稲田大学大学院でインド哲学を勉強中とのことでした。法相宗と唯識についても、教えてもらいました。
若いのに、お話しが達者で、さすがですね。子どもの頃、父に連れられ薬師寺に行って、高田好胤師の法話を聞いたことがあります。最後は、お参りに来たみんなで、師のかけ声にあわせて、「行こう行こう、幸せの国に行こう。みんなで、幸せの国に行こう」と唱えるのです。子供心に、幸せになった気がしました。みんなで声を出すというところが、ミソですね。しかも、何度も「声が小さい」としかられるのです。う~ん、共通のテクニックですね。
薬師寺では、1300年前に立てられた東塔が、解体修理されます。10年がかりだそうです。